「雪割草(ユキワリソウ)」の英語は3つ!ニュアンスの違いも解説!
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今回は日本で春の訪れを示す草花として
ややロマンチックなイメージある花
雪割草(ユキワリソウ)です。
雪解けシーズンに
雪の積もった地表から顔を出すイメージが
その名をつけたのでしょう。
「三角草」
(ミスミソウ)
「大三角草」
(オオスミソウ)
「州浜草」
(スハマソウ)
「雪割草」
「スハマソウ」
って呼ぶことも
あるんだよ!
このように日本でも
様々な呼び方がありますが、
海外ではどのように呼ぶのでしょうか?
「雪割草(ユキワリソウ)」の英語は?
では、さっそく雪割草の
英語での名称を見てみましょう。
① “Hepatica”
② “Hepatica nobilis”
③ “Liverwort”
和名ほどではありませんが、
英語名称には3つあります。
では、これらには
どんな違いがあるのでしょうか?
「雪割草(ユキワリソウ)」のネイティブが使う英語は?
① “Hepatica”
(ヒパティカ又はヘパティカ)
“Hepatica”は
「肝臓」のことを示す語になります。
“Hepatitis(ヒパタイティス)”と言えば
「肝炎」のことを示します。
日本語で三角形から名付けられたように、
この草花の葉の形が三角形で
「肝臓の形をイメージ」
して名付けられました。
肝臓は臓器の中でも三角形で有名で、
三角形の形をしたものに
よく使用される英語だったりします。
② “Hepatica nobilis”
(ヒパティカ ノービリス)
この名称が雪割草の学名になります。
①はこの学名の略称で、よく使われますが
正式名称は“Hepatica nobilis”となります。
先ほどに続く“nobilis”は、
一般的によく植物の学術名につく記載です。
ギリシャ語の
「高貴で誰にでも知られている」
という意味の言葉から来ている
と言われています。
つまり、意訳すると
「肝臓の形でよく知られる草」
という含意があります。
③ “Liverwort”
(リバーウワート)
上の①、②は肝臓をイメージした
学術用語を用いていますが、
肝臓のことを英語で
“Liver”と言いますので、
英語では一般的にこの名称が使われます。
日本語でお肉のレバーがこれに当たります。
続く“wort”は草や植物のことを示す語で、
「st. john’s wort(セイヨウオトギリソウ)」
でよく知られる単語です。
どうでしたか?
学名は一般的に使用されませんが、
雪割草の学名は比較的出てくるそうです。
とはいえ、いったんは
“Liverwort”を使用するのが無難と思います。
日本でも地域によって呼び名が変わるもので、
本州から九州地方にかけては
「三角草」
東北地方を中心とした日本海側では
「大三角草」
四国地方を中心とした亜種の雪割草を
「スハマソウ」
となるので、なぜか色々な名前で呼ばれる花ですね。
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