「雪割草(ユキワリソウ)」の英語は3つ!ニュアンスの違いも解説!

カテゴリ「英語名
2021.09.30
2021.10.05
雪割草

この記事は約 2 分で読めます。

今回は日本で春の訪れを示す草花として

ややロマンチックなイメージある花

雪割草(ユキワリソウ)です。

 

雪解けシーズンに

雪の積もった地表から顔を出すイメージが

その名をつけたのでしょう。

咲花
咲花
和名では
「三角草」
(ミスミソウ)
「大三角草」
(オオスミソウ)
「州浜草」
(スハマソウ)
「雪割草」
「スハマソウ」
って呼ぶことも
あるんだよ!

このように日本でも

様々な呼び方がありますが、

海外ではどのように呼ぶのでしょうか?

「雪割草(ユキワリソウ)」の英語は?

では、さっそく雪割草の

英語での名称を見てみましょう。

① “Hepatica”

② “Hepatica nobilis”

③ “Liverwort”

 

和名ほどではありませんが、

英語名称には3つあります。

 

では、これらには

どんな違いがあるのでしょうか?

「雪割草(ユキワリソウ)」のネイティブが使う英語は?

① “Hepatica”

三角草

(ヒパティカ又はヘパティカ)

“Hepatica”は

「肝臓」のことを示す語になります。

 

“Hepatitis(ヒパタイティス)”と言えば

「肝炎」のことを示します。

 

日本語で三角形から名付けられたように、

この草花の葉の形が三角形で

「肝臓の形をイメージ」

して名付けられました。

 

肝臓は臓器の中でも三角形で有名で、

三角形の形をしたものに

よく使用される英語だったりします。

 

② “Hepatica nobilis”

学名

(ヒパティカ ノービリス)

この名称が雪割草の学名になります。

 

①はこの学名の略称で、よく使われますが

正式名称は“Hepatica nobilis”となります。

 

先ほどに続く“nobilis”は、

一般的によく植物の学術名につく記載です。

 

ギリシャ語の

「高貴で誰にでも知られている」

という意味の言葉から来ている

と言われています。

 

つまり、意訳すると

「肝臓の形でよく知られる草」

という含意があります。

 

③ “Liverwort”

レバー

(リバーウワート)

上の①、②は肝臓をイメージした

学術用語を用いていますが、

肝臓のことを英語で

“Liver”と言いますので、

英語では一般的にこの名称が使われます。

 

日本語でお肉のレバーがこれに当たります。

 

続く“wort”は草や植物のことを示す語で、

「st. john’s wort(セイヨウオトギリソウ)」

でよく知られる単語です。

 

どうでしたか?

学名は一般的に使用されませんが、

雪割草の学名は比較的出てくるそうです。

 

とはいえ、いったんは

“Liverwort”を使用するのが無難と思います。

 

日本でも地域によって呼び名が変わるもので、

本州から九州地方にかけては

「三角草」

東北地方を中心とした日本海側では

「大三角草」

四国地方を中心とした亜種の雪割草を

「スハマソウ」

となるので、なぜか色々な名前で呼ばれる花ですね。

この記事を書いた人

あき
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