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今回紹介する英語は
「雪柳(ユキヤナギ)」です。

積もったように
見えるので
雪柳(ユキヤナギ)
って名前に
なったんだって。
でも、雪柳は柳とは関係がなく、
バラ科シモツケ属の植物なんですよね。
さて、そんな雪柳は英語では
どのように表現するのでしょうか。
「雪柳(ユキヤナギ)」の英語は?
雪柳を表す英語は以下の2つです。
①「Spiraea thunbergii」
②「Thunberg’s meadowsweet」
2つの英語にはそれぞれどのような意味を持ち、
一般的にはどちらの名で呼ばれるのか、
見ていきましょう。
①「Spiraea thunbergii」
【発音:スパァィリィーア ツュンベリーイ】
Spiraea thunbergiiは、
「雪柳(ユキヤナギ)の学名」です。
Spiraeaはバラ科シモツケ属の低木という意味で、
雪柳がここに属していることが由来しています。
また、Spiraeaはギリシャ語で、
螺旋状の種があることに因む
という説もあります。
thunbergiiはthunbergから来ています。
thunbergは日本鎖国時代に
貿易の場だった出島の三学者のひとりで、
スウェーデン人の植物学者の名前です。
彼はC.P.ツンベリー(Carl Peter Thunberg)といい、
日本の植物を研究した人物です。
thunbergiiは
椨(たぶのき)という意味も持っています。
学名は一般的に使われることは少ないですが、
ユキヤナギは割と学名も半々で使われてるようです。
こちらは「Thunberg spirea」と
表記されることもあります。
②「Thunberg’s meadowsweet」
【発音:ツンベルグ メドウスイート】
meadowsweetは同じくバラ科に属する
シモツケソウという意味の英単語です。
これはそのまま
「雪柳がバラ科シモツケ属」
なので、この英単語が付けられました。
ちなみに、シモツケソウの花言葉は
“純情・穏やか”です。
このシモツケ属は
控えめな花が多いんですね。
以上、雪柳(ユキヤナギ)の
英語名についてご紹介しました。
原産国は中国という説もありますが、
日本が原産国とも言われており、
古くから日本人に
春の訪れを知らせてくれています。
そんな雪柳の花言葉なども知りたい方は
こちらの記事も読んでみて下さいね。

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