「柊(ヒイラギ)」の英語は3つ!?ネイティブが使うのはどれ?
カテゴリ「英語名」この記事は約 2 分で読めます。
今回紹介する英語は「柊(ヒイラギ)」です。
「柊」と言えば、まず頭に浮かぶのが
クリスマスリースだと思います。
ぎざぎざで緑の葉っぱと丸くて
小さな赤い実のコラボが可愛らしく、
メルヘンチックです。
可愛いのに、
別名
鬼の目つき
って呼ばれて
るんだって!
この「鬼の目つき」はぎざぎざ部分が
「鬼の目を指す」という、
節分の伝説から来ているんです。
さて、そんな柊は海外では
どのように表現するのでしょうか?
「柊(ヒイラギ)」の英語は?
柊の原産地はヨーロッパで、
日本の柊と西洋柊とは違うものです。
赤い実でクリスマスシーズンに
デコレーションされているのは西洋柊で、
日本の柊は黒っぽい実がなるんです。
そんな柊の英語での表現方法は以下の3つです。
①「Osmanthus heterophyllus」
②「holly」
③「holly olive」
では、この3つの英語を
ネイティブはどう使うのか見ていきましょう。
「柊(ヒイラギ)」のネイティブが使う英語は?
①「Osmanthus heterophyllus」
【発音:オスマンサスヘテロフィルス】
osmanthusはモクセイ属を意味しています。
heterophyllusはヒイラギを意味します。
古代ギリシャ語で
「heteros=異なる」「phullon葉」
が組み合わさった英単語です。
ただし、Osmanthus heterophyllusは、
学名なので一般的にはあまり使われません。
②「holly」
【発音:ホーリー(hˈɔli)】
hollyは、西洋柊・アメリカ柊を示す英単語です。
柊は海外で、
「冬に白い花を咲かせるも、
キリストの受難で赤い血に染まった。」
と言われており、
キリストの血を示しているとされています。
このことから
「神聖な」「聖なる」の意味を持つ
「holy」が語源となっています。
③「holly olive」
【発音:ホーリーアリィヴ(hˈɔli άlɪv)】
冒頭で少しふれましたが、
クリスマスに使われる西洋柊とは違い、
東アジアを原産とする柊のことを
「holly olive」と呼んでいます。
ちなみに日本の「ひいらぎ」の語源は、
とげに触ると痛いという言葉
「ひひらぐ」が由来となっています。
どうでしたか?
11~12月頃に咲く白い花だけではんく、
香りも甘く爽やかで、
穏やかな気持ちになれる効果も。
海外でも認知度の高い花なので、
英語もしっかり覚えておきたいですね。
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