蓮華草(レンゲソウ)の英語は2つ!海外での使われ方は?
カテゴリ「英語名」この記事は約 4 分で読めます。
蓮華草(レンゲソウ)は原産地が中国で、
日本には江戸時代に渡来してきました。
原産地がポイント
になってくるよ!
その可愛い見た目から
ガーデニングなどで人気が出て、
今では世界中で人気の花となっています。
今回はそんなレンゲソウの英語名を
解説していきたいと思います。
蓮華草(レンゲソウ)の英語は?
アジア圏で有名なレンゲソウですが、
英語名はちゃんと2つあります。
②「Chinese milk vetch」
少し難しい単語が多いですね。
ちなみに、
和名にも色々な漢字表記があります。
蓮華(レンゲ)
翹揺草(ゲンゲソウ)
翹揺(ゲンゲ)
紫雲英(ゲンゲ)
「蓮華」という名前は
「釈迦の象徴である蓮の花のような
美しさで咲いていること」
から付けられました。
・海外での使い方
・英語名の由来
を説明するね。
蓮華草(レンゲソウ)の2つの英語名の違いは?
①「Astragalus sinicus L 」
[発音:アストラガルス シニクス]
これは学名なので、名前そのものが
花の種類を表した言葉になっています。
「Astragalus」は日本語で
「レンゲ属」と訳せます。
語源はギリシャ語「strogalus」で
「距骨(くるぶし)」と言う意味です。
「sinicus」という言葉はラテン語で
「中国の」という意味。
原産地が中国なので、
中国を表す言葉が付いたんですね。
一番最後の「L」ですが、
このアルファベットはその植物の名称を
記載した人物の名前になっています。
その人物の名前は
「カール・フォン・リンネ」
植物に名称を付けるときに、
唯一1文字の命名者略記が
記されている特別な人物です。
「カールフォンリンネが
発見した中国の
レンゲの仲間」
という意味だね。
ただし、
これは植物学における専門用語なので
日常会話で使うには不自然でしょう。
②「Chinese milk vetch」
[発音: tʃainíːz mílk vétʃ ]
[発音:チャイニーズ・ミルク・ヴェッチ]
「Chinese(中国の)」は
何度も出てきている通り、
「中国が原産地」だからです。
「milk(乳)」が使われているのは
「レンゲを食べた羊は良く乳を出す」
という話からです。
実はレンゲソウは栄養価が高く、
酪農業界では一定の評価を得ているんです。
「vetch」ですが、これは
「植物の総称を表した言葉」となります。
この2つの「milk vetch」で
「蓮華属」と言う意味になります。
「中国の蓮華属」
という意味になるんだね。
以上で英語名の説明は終わりですが、
通常使うのは「Chinese milk vetch」
を覚えておけば問題ないでしょう。
また、レンゲソウの花言葉なども
知りたい方はこちらの記事も読んで下さいね。
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