「翁草(オキナグサ)」の英語は4つ!?ニュアンスの違いも解説!

カテゴリ「英語名
2021.10.06
翁草

この記事は約 2 分で読めます。

翁草(オキナグサ)と言えば、

全体が白い産毛に覆われたような姿で

花はまるでうつむいているかのように

儚げに咲きます。

 

白い産毛のような姿と、

花色のコントラストがとても美しく

心を奪われてしまいますよね。

咲花
咲花
和名では
・猫草
(ねこぐさ)
・善界草
(ぜがいそう)
・白頭草
(はくとうそう)
・カワラノオバサン
・ユウレイソウ
とか、面白い別名が
たくさんあるんだって!

和名ではこんなにたくさんの呼び名がありますが、

英語でどのように表現をするのでしょうか?

早速見ていきましょう。

「翁草(オキナグサ)」の英語は?

花

翁草は日本や中国を原産とする山野草です。

 

そんな翁草を表す英語は以下の4つです。

①「nodding anemone」

②「pasque flower」

③「pulsatilla cernua」

④「pulsatilla vulgaris」

では、この4つの英語を

ネイティブはどのように使っているのか、

それぞれ見てみましょう。

 

①「nodding anemone」

英語

【発音:ˈnɑdɪŋ ənéməni 】

【発音:ナッディン(グ) アネェマァニィ】

noddingは「会釈」「垂れる」「頷く」

等の意味があり、

「翁草がうつむき加減で咲くこと」

を意味しています。

 

anemoneは文字通りアネモネで、

アネモネの花と翁草は似ていますね。

 

それもそのはず

同じキンポウゲ科の植物です。

 

つまり、

「うつむいて咲くアネモネ」

という意味を持つ英語です。

 

②「pasque flower」

西洋オキナグサ

【発音:ˈpɑskwʌ flάʊɚ】

【発音:パスクア フラァゥア】

こちらは西洋翁草を表す英語です。

 

西洋翁草(セイヨウオキナグサ)の

原産地はヨーロッパです。

 

pasque(パスクア)は

「復活祭」のことを表しており、

「復活祭(イースター)のころに咲く花」

というのが語源です。

 

イースターはキリスト教のお祭りですから

クリスチャンの多いヨーロッパらしい

英語と言えるでしょう。

 

③「pulsatilla cernua」

オキナグサ

こちらは翁草の学名となります。

 

共通するpulsatilla(パルサティア)は

オキナグサ属を表しています。

 

まるで鐘のような翁草の咲き姿から、

ラテン語のpulso「鳴る」を

語源としています。

 

④「pulsatilla vulgaris」

学名

こちらはセイヨウオキナグサの学名

となっています。

 

「vulgaris」は「尋常性(一般的にみられる)」

と言う意味を持つ言葉です。

 

以上、「翁草」の英語名について

ご紹介しました。

 

一般的に翁草を表す場合は

・nodding anemone

・pasque flower

のどちらでも通じますので

覚えやすい方を使いましょう。

この記事を書いた人

あき
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