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翁草(オキナグサ)と言えば、
全体が白い産毛に覆われたような姿で
花はまるでうつむいているかのように
儚げに咲きます。
白い産毛のような姿と、
花色のコントラストがとても美しく
心を奪われてしまいますよね。

・猫草
(ねこぐさ)
・善界草
(ぜがいそう)
・白頭草
(はくとうそう)
・カワラノオバサン
・ユウレイソウ
とか、面白い別名が
たくさんあるんだって!
和名ではこんなにたくさんの呼び名がありますが、
英語でどのように表現をするのでしょうか?
早速見ていきましょう。
「翁草(オキナグサ)」の英語は?
翁草は日本や中国を原産とする山野草です。
そんな翁草を表す英語は以下の4つです。
①「nodding anemone」
②「pasque flower」
③「pulsatilla cernua」
④「pulsatilla vulgaris」
では、この4つの英語を
ネイティブはどのように使っているのか、
それぞれ見てみましょう。
①「nodding anemone」
【発音:ˈnɑdɪŋ ənéməni 】
【発音:ナッディン(グ) アネェマァニィ】
noddingは「会釈」「垂れる」「頷く」
等の意味があり、
「翁草がうつむき加減で咲くこと」
を意味しています。
anemoneは文字通りアネモネで、
アネモネの花と翁草は似ていますね。
それもそのはず
同じキンポウゲ科の植物です。
つまり、
「うつむいて咲くアネモネ」
という意味を持つ英語です。
②「pasque flower」
【発音:ˈpɑskwʌ flάʊɚ】
【発音:パスクア フラァゥア】
こちらは西洋翁草を表す英語です。
西洋翁草(セイヨウオキナグサ)の
原産地はヨーロッパです。
pasque(パスクア)は
「復活祭」のことを表しており、
「復活祭(イースター)のころに咲く花」
というのが語源です。
イースターはキリスト教のお祭りですから
クリスチャンの多いヨーロッパらしい
英語と言えるでしょう。
③「pulsatilla cernua」
こちらは翁草の学名となります。
共通するpulsatilla(パルサティア)は
オキナグサ属を表しています。
まるで鐘のような翁草の咲き姿から、
ラテン語のpulso「鳴る」を
語源としています。
④「pulsatilla vulgaris」
こちらはセイヨウオキナグサの学名
となっています。
「vulgaris」は「尋常性(一般的にみられる)」
と言う意味を持つ言葉です。
以上、「翁草」の英語名について
ご紹介しました。
一般的に翁草を表す場合は
・nodding anemone
・pasque flower
のどちらでも通じますので
覚えやすい方を使いましょう。

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