「サルビア」の英語名は2つ!ネイティブが使うのはどっち?

カテゴリ「英語名
2020.04.23
サルビア

この記事は約 4 分で読めます。

「サルビア」は5月頃から秋にかけて

「花壇を真っ赤に染める姿」

が印象的な花ですよね。

 

小さな頃に甘い蜜をすった方も多いでしょう。

咲花
咲花
和名で「緋衣草」
って言うくらい
赤色が特徴なんだよ!

日本には明治時代に輸入され、

今では知らない人はいないほど

認知度の高い花でもあります。

 

では、海外ではどうなんでしょうか?

 

今回はそんなネイティブが使う

「サルビア」の英語名を解説していきます。

「サルビア」の英語名は2つ!

英語

サルビアの原産国はブラジル。

 

その特徴的な花が人気となり

品種改良が盛んに行われ、現在では何と

「600種類以上」ある花なんです。

 

中でも「幻覚性サルビア」という品種は

メキシコの先住民マサテコ族が

薬、合法ドラッグとして使われていました。

(現在は使用禁止となっています)

 

つまりサルビアは様々な品種を持つ、

世界中で愛されている花です。

 

では、世界で呼ばれている

2つの英語名を見てみましょう。

①「salvia splendens」

②「scarlet sage」

咲花
咲花
全部「s」から
始まる英語だけど、
単語は全く違うね。

では、この2つの英語にはそれぞれ

・どのような違いがあるのか?

・一般的にはどの名で呼ばれるのか?

見ていきましょう。

「サルビア」の英語名2種の意味の違いは?

①「salvia splendens」

緋衣草

【読み方:サルビア スプレンデンス】

「salvia」はラテン語の

「salvus」から来ており、

「健康な・安全な」

を意味しています。

 

これはサルビアがヨーロッパの

ローマ時代から薬草として用いられて、

「癒しや長寿に対する効果を期待された」

ことが由来となっています。

 

また、「splendens」もラテン語が語源で、

「強光沢ある・光輝ある・ 立派な」

という意味を持っています。

 

これは先程の薬草の効果で

精神力を向上させるとして、

「神格化された花」

でもあったことが由来しています。

咲花
咲花
「Salvia splendens」は、
学名だから専門的な
呼び方なんだよ。

 

②「scarlet sage」

緋色

【読み方:スカーリィトゥ・セェーヂュ】

【発音記号:skάɚlət séɪdʒ】

「scarlet」は

「緋色(ひいろ)」

という意味でを持ち、

そのサルビアの情熱的な花色から

付けられました。

 

「緋衣草」とも言われる由縁ですね。

 

また、「sage」はラテン語の「salvus」が

フランスで「sauge」と変化し、

イギリスで「sage」

と呼ばれるようになりました。

 

「sage」は

「賢者・知者」

という意味で、

花言葉にも「尊敬」「知恵」があり、

これは「sage」から来ている

と言われています。

咲花
咲花
一般的に使う
サルビアの英語名は
「scarlet sage」
なんだよ。
「緋色の賢者」って
カッコいい名前だよね!

英語は以上になりますが、

他にも花言葉の詳細など

サルビアの詳しいことも知りたい方は

こちらの記事も読んでみて下さいね。

この記事を書いた人

あき
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