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「サルビア」は5月頃から秋にかけて
「花壇を真っ赤に染める姿」
が印象的な花ですよね。
小さな頃に甘い蜜をすった方も多いでしょう。

って言うくらい
赤色が特徴なんだよ!
日本には明治時代に輸入され、
今では知らない人はいないほど
認知度の高い花でもあります。
では、海外ではどうなんでしょうか?
今回はそんなネイティブが使う
「サルビア」の英語名を解説していきます。
「サルビア」の英語名は2つ!
サルビアの原産国はブラジル。
その特徴的な花が人気となり
品種改良が盛んに行われ、現在では何と
「600種類以上」ある花なんです。
中でも「幻覚性サルビア」という品種は
メキシコの先住民マサテコ族が
薬、合法ドラッグとして使われていました。
(現在は使用禁止となっています)
つまりサルビアは様々な品種を持つ、
世界中で愛されている花です。
では、世界で呼ばれている
2つの英語名を見てみましょう。
①「salvia splendens」
②「scarlet sage」

始まる英語だけど、
単語は全く違うね。
では、この2つの英語にはそれぞれ
・どのような違いがあるのか?
・一般的にはどの名で呼ばれるのか?
見ていきましょう。
「サルビア」の英語名2種の意味の違いは?
①「salvia splendens」
【読み方:サルビア スプレンデンス】
「salvia」はラテン語の
「salvus」から来ており、
「健康な・安全な」
を意味しています。
これはサルビアがヨーロッパの
ローマ時代から薬草として用いられて、
「癒しや長寿に対する効果を期待された」
ことが由来となっています。
また、「splendens」もラテン語が語源で、
「強光沢ある・光輝ある・ 立派な」
という意味を持っています。
これは先程の薬草の効果で
精神力を向上させるとして、
「神格化された花」
でもあったことが由来しています。

学名だから専門的な
呼び方なんだよ。
②「scarlet sage」
【読み方:スカーリィトゥ・セェーヂュ】
【発音記号:skάɚlət séɪdʒ】
「scarlet」は
「緋色(ひいろ)」
という意味でを持ち、
そのサルビアの情熱的な花色から
付けられました。
「緋衣草」とも言われる由縁ですね。
また、「sage」はラテン語の「salvus」が
フランスで「sauge」と変化し、
イギリスで「sage」
と呼ばれるようになりました。
「sage」は
「賢者・知者」
という意味で、
花言葉にも「尊敬」「知恵」があり、
これは「sage」から来ている
と言われています。

サルビアの英語名は
「scarlet sage」
なんだよ。
「緋色の賢者」って
カッコいい名前だよね!
英語は以上になりますが、
他にも花言葉の詳細など
サルビアの詳しいことも知りたい方は
こちらの記事も読んでみて下さいね。

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