「ラナンキュラス」の英語は3つ!?意味や違いも解説!
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ラナンキュラスと言えば、
薄い花びらが幾重にも重なり
可愛らしい花ですよね。
球根は冬の間土の中で育ち、
3月から5月にかけて開花する春の花です。
「花金鳳花」
(ハナキンポウゲ)
って呼ばれたり
するんだって!
この和名は
“黄金で鳳凰を思い出させるような花”
という意味で名付けられました。
日本語でもこのような別名がありますが、
そんな「ラナンキュラス」は
英語でどのような表現があるのでしょうか。
「ラナンキュラス」の英語は?
ラナンキュラスの原産地は
ヨーロッパや西アジアで、
江戸時代中期に渡来しました。
ラナンキュラスを表す英語名は以下の3つです。
①「ranunculus」
②「ranunculus asiaticus」
③「persian buttercup」
では、この3つの英語を
ネイティブはどのように使っているのか
それぞれ見ていきましょう。
①「ranunculus」
【発音:ラナンキュラス】
ranunculusの語源は
ラテン語のrana「かえる」です。
ラナンキュラスはキンポウゲ属であり
キンポウゲ属の多くが湿地を好むため、
rana(カエル)という語源になりました。
②「ranunculus asiaticus」
こちらはラナンキュラスの学名となります。
asiaticus(アシアティクス)とは
「アジア産の」という意味になります。
キンポウゲ属(ラナンキュラス属)には
とてもたくさんの種類がありますが
「ラナンキュラス」と呼ばれるものは
大半はasiaticus種を改良したものです。
湿地を好むという由来でラナンキュラスと
名付けられたキンポウゲ属ですが、
原種であるアシアティクス種は
水はけの良いところを好みます。
ちなみに、この学名は一般的に使われにくいので、
覚える必要はありません。
③「persian buttercup」
【発音:pˈɚːʒən ˈbʌt.ɚ.kʌp】
【発音: パァー(ル)ジャン(ヌ) バァタァカァプ】
persianとは「ペルシャの」という意味です。
ペルシャとは今のイランの旧名です。
buttercupとは「キンポウゲ科」の事です。
フランスのルイ9世が
十字軍の遠征から戻るとき
花好きの母のために
ラナンキュラスを持ち帰ったことが
語源となっています。
ルイ9世が持ち帰ったラナンキュラスは
原種である5枚の花弁の黄色の花でした。
そこからpersian buttercup
つまり”ペルシャのキンポウゲ”と
伝わりました。
以上、「ラナンキュラス」の
英語についてご紹介しました。
一般的にラナンキュラスを表す場合
・ranunculus
・persian buttercup
のどちらでも通じると思いますので
覚えやすい方を使って行きましょう。
また、ラナンキュラスの花言葉なども
気になる方はこちらも読んでみて下さいね。
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