「ラナンキュラス」の英語は3つ!?意味や違いも解説!

カテゴリ「英語名
2021.10.06
ラナンキュラス

この記事は約 3 分で読めます。

ラナンキュラスと言えば、

薄い花びらが幾重にも重なり

可愛らしい花ですよね。

 

球根は冬の間土の中で育ち、

3月から5月にかけて開花する春の花です。

咲花
咲花
和名では
「花金鳳花」
(ハナキンポウゲ)
って呼ばれたり
するんだって!

この和名は

“黄金で鳳凰を思い出させるような花”

という意味で名付けられました。

 

日本語でもこのような別名がありますが、

そんな「ラナンキュラス」は

英語でどのような表現があるのでしょうか。

「ラナンキュラス」の英語は?

ラナンキュラスの原産地は

ヨーロッパや西アジアで、

江戸時代中期に渡来しました。

 

ラナンキュラスを表す英語名は以下の3つです。

①「ranunculus」

②「ranunculus asiaticus」

③「persian buttercup」

 

では、この3つの英語を

ネイティブはどのように使っているのか

それぞれ見ていきましょう。

①「ranunculus」

ranunculus

【発音:ラナンキュラス】

 

ranunculusの語源は

ラテン語のrana「かえる」です。

 

ラナンキュラスはキンポウゲ属であり

キンポウゲ属の多くが湿地を好むため、

rana(カエル)という語源になりました。

 

②「ranunculus asiaticus」

英語

こちらはラナンキュラスの学名となります。

 

asiaticus(アシアティクス)とは

「アジア産の」という意味になります。

 

キンポウゲ属(ラナンキュラス属)には

とてもたくさんの種類がありますが

「ラナンキュラス」と呼ばれるものは

大半はasiaticus種を改良したものです。

 

湿地を好むという由来でラナンキュラスと

名付けられたキンポウゲ属ですが、

原種であるアシアティクス種は

水はけの良いところを好みます。

 

ちなみに、この学名は一般的に使われにくいので、

覚える必要はありません。

 

③「persian buttercup」

ハナキンポウゲ

【発音:pˈɚːʒən ˈbʌt.ɚ.kʌp】

【発音: パァー(ル)ジャン(ヌ) バァタァカァプ】

persianとは「ペルシャの」という意味です。

 

ペルシャとは今のイランの旧名です。

 

buttercupとは「キンポウゲ科」の事です。

 

フランスのルイ9世が

十字軍の遠征から戻るとき

花好きの母のために

ラナンキュラスを持ち帰ったことが

語源となっています。

 

ルイ9世が持ち帰ったラナンキュラスは

原種である5枚の花弁の黄色の花でした。

 

そこからpersian buttercup

つまり”ペルシャのキンポウゲ”と

伝わりました。

 

以上、「ラナンキュラス」の

英語についてご紹介しました。

 

一般的にラナンキュラスを表す場合

・ranunculus

・persian buttercup

のどちらでも通じると思いますので

覚えやすい方を使って行きましょう。

 

また、ラナンキュラスの花言葉なども

気になる方はこちらも読んでみて下さいね。

この記事を書いた人

あき
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