「モクレン」の英語は3つ!?ネイティブが使うのはどれ?
カテゴリ「英語名」この記事は約 2 分で読めます。
今回紹介する英語は「モクレン」です。
平安時代には既に日本で咲いており、
日本人の間では春の花として
馴染んでいます。
当時は花が蘭に似ていることから、
「木蘭(もくらん)」
と書かれていました。
しかし、最近は蓮の花に似ていることから、
「木蓮」とつづられるようになっています。
北朝鮮では大山蓮華(モクレン科)を
国花としている、
世界的にも認知度の高い花です。
さて、そんなモクレンは英語で
どのように表現するのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
「モクレン」の英語は?
モクレンを表す英語は以下の3つです。
①Magnolia liliiflora
②Magnolia
③Lily magnolia
実は英語圏に「モクレン」の花が渡来した時に
「Japanese magnolia」と紹介されたことから、
原産国は日本と誤った
認識をされている方も多いようです。
モクレン原産地は中国南西部の
「雲南省、四川省」です。
では、この3つの英語には
どのような違いがあるのか?
一般的にはどの名で呼ばれるのか?
見ていきましょう。
「モクレン」のネイティブが使う英語は?
①Magnolia liliiflora
【発音:マグノリア リリーフローラ】
これは「Magnolia quinquepeta」
とも書き、両方学名です。
「kaMagnolia」は
18世紀のフランスの植物学者
「Pierre Magnol」(ピエール・マニョル)
から名付けられました。
モクレン科の花全般に使われています。
また、「liliiflora」はユリの学名で
「Lilium」(リリウム)から来ており、
「liliiflora」はユリのような花
という意味を持っています。
確かにけっこう似ているかもしれませんね。
もう一つの学名
「Magnolia quinquepeta」
【発音:マグノリア クインクエペタ】
の「quinquepeta」は
「5枚の花弁の」を意味しています。
これらは、両方学名なので
一般的にはあまり使われません。
②Magnolia
【発音:マグノリア】
【発音:mægnóuljə】
こちらも学名の
「Magnolia」が使われています。
米国でモクレンは一般的な花として
この「マグノリア」と呼ばれています。
植物園などで展示なども積極的にされ、
人々に愛されている花となっています。
ちなみに、
ルイジアナ州やミシシッピ州の
「州花」でもあります。
③Lily magnolia
【発音:リリィ マグノリア】
【発音:líli mægnóuljə】
英語でも形がユリの花に似ていることから
「ユリの花のような」と同じく、
「Lily=ユリ」が使われています。
他にも、ほとんど使われませんが
「Mulan magnolia(ムーラン マグノリア)」
「 Purple magnolia(パープル マグノリア)」
とも呼ばれています。
以上、モクレンの英語についてご紹介しました。
一般的にモクレンを表す場合は
「Magnolia」
を使いましょう。
日本だけでなく海外でも人気の花なので
覚えておきたいですね。
また、モクレンの花言葉や漢字なども
知りたい方はこちらも読んでみて下さい。
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タグ:モクレン科