「モクレン」の英語は3つ!?ネイティブが使うのはどれ?

カテゴリ「英語名
2019.05.27

この記事は約 2 分で読めます。

今回紹介する英語は「モクレン」です。

 

平安時代には既に日本で咲いており、

日本人の間では春の花として

馴染んでいます。

 

当時は花が蘭に似ていることから、

「木蘭(もくらん)」

と書かれていました。

 

しかし、最近は蓮の花に似ていることから、

「木蓮」とつづられるようになっています。

 

北朝鮮では大山蓮華(モクレン科)を

国花としている、

世界的にも認知度の高い花です。

 

さて、そんなモクレンは英語で

どのように表現するのでしょうか?

さっそく見ていきましょう。
 

「モクレン」の英語は?

モクレンを表す英語は以下の3つです。

①Magnolia liliiflora

②Magnolia

③Lily magnolia

 

実は英語圏に「モクレン」の花が渡来した時に

「Japanese magnolia」と紹介されたことから、

原産国は日本と誤った

認識をされている方も多いようです。

 

モクレン原産地は中国南西部の

「雲南省、四川省」です。

 

では、この3つの英語には

どのような違いがあるのか?

一般的にはどの名で呼ばれるのか?

見ていきましょう。

「モクレン」のネイティブが使う英語は?

①Magnolia liliiflora

【発音:マグノリア リリーフローラ】

 

これは「Magnolia quinquepeta」

とも書き、両方学名です。

 

「kaMagnolia」は

18世紀のフランスの植物学者

「Pierre Magnol」(ピエール・マニョル)

から名付けられました。

 

モクレン科の花全般に使われています。

 

また、「liliiflora」はユリの学名で

「Lilium」(リリウム)から来ており、

「liliiflora」はユリのような花

という意味を持っています。

確かにけっこう似ているかもしれませんね。

 

もう一つの学名

「Magnolia quinquepeta」

【発音:マグノリア クインクエペタ】

の「quinquepeta」は

「5枚の花弁の」を意味しています。

 

これらは、両方学名なので

一般的にはあまり使われません。

 

②Magnolia

【発音:マグノリア】

【発音:mægnóuljə】

こちらも学名の

「Magnolia」が使われています。

 

米国でモクレンは一般的な花として

この「マグノリア」と呼ばれています。

 

植物園などで展示なども積極的にされ、

人々に愛されている花となっています。

 

ちなみに、

ルイジアナ州やミシシッピ州の

「州花」でもあります。

 

③Lily magnolia

【発音:リリィ マグノリア】

【発音:líli mægnóuljə】

 

英語でも形がユリの花に似ていることから

「ユリの花のような」と同じく、

「Lily=ユリ」が使われています。

 

他にも、ほとんど使われませんが

「Mulan magnolia(ムーラン マグノリア)」

「 Purple magnolia(パープル マグノリア)」

とも呼ばれています。

 

以上、モクレンの英語についてご紹介しました。

一般的にモクレンを表す場合は

「Magnolia」

を使いましょう。

 

日本だけでなく海外でも人気の花なので

覚えておきたいですね。

また、モクレンの花言葉や漢字なども

知りたい方はこちらも読んでみて下さい。

→「モクレン」の花言葉は? 

この記事を書いた人

あき
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