牡丹(ボタン)の英語は2つ!ネイティブが使うのはどっち?

カテゴリ「英語名
2020.04.20
牡丹

この記事は約 4 分で読めます。

「牡丹(ボタン)」と言えば、

女性の美しさを示した諺で

「立てば芍薬(シャクヤク)

座れば牡丹(ボタン)

歩く姿は百合(ユリ)の花」

と、美人の形容にも用いられるほど

美しい花として有名ですよね。

咲花
咲花
これが有名だから
なんだか日本の花
って感じだけど
違うんだよ。

牡丹は古代中国の北西部が発祥の地で、

色々な逸話や挿話、由来があります。

 

なのでアジア系の花であることに

変わりはありませんが、

「英語も固有名詞として存在」

しており、由来などもちゃんとあります。

では、さっそく見ていきましょう!

「牡丹(ボタン)」の英語は?

牡丹を英語で書くと

①「Tree peony」

②「Paeonia suffruticosa」

の2種類があります。

 

では、1つずつ解説していきましょう。

①「Tree peony」

ボタン

発音は

【tríː píːəni】(ツリー ピーオニ)

と言った感じです。

 

「tree」はご存知「木」と言う名詞です。

 

「peony」は聞いたことないかもしれませんが、

「blush like a peony」

という熟語が有名で、

「顔を真っ赤にする」という例えですね。

 

直訳すると

「牡丹のように顔を赤らめる」

と言うことです。

咲花
咲花
でも牡丹の色は、
赤、黄、紫、白、複色
オレンジ、ピンク
と色々な色を持った
花なんだよ。

また、

長文英語の場合は「peony tree」

と前後が入れ替わる場合もあるので

気をつけて下さいね。

 

②「Paeonia suffruticosa」

英語

これは牡丹の学名なので

専門的な本などでしか使われないでしょう。

咲花
咲花
ちなみに、
総称的に使う時は
「peony」だけで
と書かれることが
多いから注意だよ。

この「peony」を使う単語としては、

「Chinese peony(チャイニーズピオニ)」

と言い、これが冒頭で出てきた

「芍薬(シャクヤク)」になります。

ちなみに、

「百合(ユリ)」は

「Lily(リリー)」

と言います。

では、最後に牡丹の

英語名「Tree peony」の由来

を見てみましょう。

「牡丹(ボタン)」の英語名の由来は?

漢字

上でご紹介したように、

「peony」と総称される牡丹ですが、

その由来には有力な説が2つあります。

咲花
咲花
この説は多くの
お花の英語名の
由来になっている
「ギリシャ神話」
が由来なんだよ。

その2つの説は、ギリシャ神話で

医薬をつかさどる神「Paeon(ペオン)」

美しい妖精「Paeonia(パエオニア)」

の名前が由来だとする説の2つです。

 

それぞれに名前の由来とするお話があるのですが、

両方の神・妖精が最後に

「牡丹の花に変身させられてしまう結末」

となっています。

 

つまり、彼らの生まれ変わりが

牡丹であるという話ですね。

 

どうでしたか?

はるか昔の遣唐使の時代に

空海が中国より日本に持ち帰った

と言われるぐらい古くからある花です。

 

そんな牡丹の花言葉なども気になる方は

こちらの記事も読んでみて下さいね。

この記事を書いた人

あき
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