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蝋梅(ロウバイ)と言えば、
冬の寒い時期から早春にかけて咲き
少し離れていても甘い香りのする花です。
透けるような黄色い花が咲き、
切り花にして室内に飾ると
とてもいい香りを楽しませてくれます。

①「旧暦12月を臘月」
②「花がまるで
蝋で出来ている」
から「蝋梅」
となったんだ。
ものすごく中国や日本っぽい名前ですがl
英語ではどのように言うのか
見ていきたいと思います。
「蝋梅(ロウバイ)」の英語は?
中国が原産の落葉樹である蝋梅は、
江戸時代に朝鮮半島を渡り
日本に伝来しました。
そんな蝋梅を表す英語は以下の3つです。
①「Chimonanthus praecox」
②「Wintersweet」
③「Japanese allspice」
それでは、この3つの英語を
ネイティブがどのように使っているのか
それぞれ見ていきましょう。
「蝋梅(ロウバイ)」の英語ニュアンスの違いは?
①「Chimonanthus praecox」
【発音:チモナンサス プリカァクス】
これは蝋梅の学名です。
『Chimonanthus チモナンサス』は
「ロウバイ属」
の事を呼んでいます。
ギリシャ語で
「冬」を表す『cheimon』
「花」を表す『anthos』
が語源となっており、
冬の花を表しています。
『praecox』はラテン語で
「早期」や「早咲き」など
「早い」という意味合いの言葉です。
花がなかなか見られない
「冬の早期に咲き始める花」
という意味ではピッタリな名前ですね。
②「Wintersweet」
【発音:wi^ntCswi:t】
【発音:ウィンタースウイート】
Winterは「冬」Sweetは「甘い」
という意味の英語です。
つまり、
「冬に咲く甘い香りがする花」
という意味になりますね。
これも蝋梅の甘い香りを思うと
とてもぴったりの名前ですね。
③「Japanese allspice」
【発音:dʒ`æpəníːz ˈɔˌlspaɪs】
【発音:ジャパァニィーズ オールスパァィス】
ジャパニーズは日本語や日本人、
「日本○○」といった意味合いです。
では、オールスパイスとは
どんな意味合いで付けられたのでしょう?
spiceというとカレーなどに使われる
香辛料のイメージがありますね。
蝋梅の果実や種子、葉などには
強い毒性がありますが、
「蕾だけは塗り薬や生薬で使われ、
原住民は樹皮を香辛料として使用した」
こともあります。
そこから「allspice」と
呼ばれるようになったのではないか
との説があります。
以上、蝋梅の英語について紹介しました。
他にも花言葉なども気になる方は
こちらの記事も読んでみて下さいね。

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