「蝋梅(ロウバイ)」の英語は3つ!?ニュアンスの違いも解説!

カテゴリ「英語名
2021.11.09
ロウバイ

この記事は約 2 分で読めます。

蝋梅(ロウバイ)と言えば、

冬の寒い時期から早春にかけて咲き

少し離れていても甘い香りのする花です。

 

透けるような黄色い花が咲き、

切り花にして室内に飾ると

とてもいい香りを楽しませてくれます。

咲花
咲花
この名前は
①「旧暦12月を臘月」
②「花がまるで
蝋で出来ている」
から「蝋梅」
となったんだ。

ものすごく中国や日本っぽい名前ですがl

英語ではどのように言うのか

見ていきたいと思います。

「蝋梅(ロウバイ)」の英語は?

蝋梅

中国が原産の落葉樹である蝋梅は、

江戸時代に朝鮮半島を渡り

日本に伝来しました。

 

そんな蝋梅を表す英語は以下の3つです。

①「Chimonanthus praecox」

②「Wintersweet」

③「Japanese allspice」

 

それでは、この3つの英語を

ネイティブがどのように使っているのか

それぞれ見ていきましょう。

「蝋梅(ロウバイ)」の英語ニュアンスの違いは?

英語

①「Chimonanthus praecox」

【発音:チモナンサス プリカァクス】

これは蝋梅の学名です。

 

『Chimonanthus チモナンサス』は

「ロウバイ属」

の事を呼んでいます。

 

ギリシャ語で

「冬」を表す『cheimon』

「花」を表す『anthos』

が語源となっており、

冬の花を表しています。

 

『praecox』はラテン語で

「早期」や「早咲き」など

「早い」という意味合いの言葉です。

 

花がなかなか見られない

「冬の早期に咲き始める花」

という意味ではピッタリな名前ですね。

 

②「Wintersweet」

【発音:wi^ntCswi:t】

【発音:ウィンタースウイート】

Winterは「冬」Sweetは「甘い」

という意味の英語です。

 

つまり、

「冬に咲く甘い香りがする花」

という意味になりますね。

 

これも蝋梅の甘い香りを思うと

とてもぴったりの名前ですね。

 

③「Japanese allspice」

【発音:dʒ`æpəníːz ˈɔˌlspaɪs】

【発音:ジャパァニィーズ オールスパァィス】

ジャパニーズは日本語や日本人、

「日本○○」といった意味合いです。

 

では、オールスパイスとは

どんな意味合いで付けられたのでしょう?

 

spiceというとカレーなどに使われる

香辛料のイメージがありますね。

 

蝋梅の果実や種子、葉などには

強い毒性がありますが、

「蕾だけは塗り薬や生薬で使われ、

原住民は樹皮を香辛料として使用した」

こともあります。

 

そこから「allspice」と

呼ばれるようになったのではないか

との説があります。

 

以上、蝋梅の英語について紹介しました。

 

他にも花言葉なども気になる方は

こちらの記事も読んでみて下さいね。

この記事を書いた人

あき
あき
花が大好きで作った趣味サイトです。皆さんから「花が好きになった!ためになった!」などのコメントをもらえてとても楽しく運営しています。

こんな記事もあります!

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ