「ススキ」の英語は3つ!?ネイティブが使うのはどれ?
カテゴリ「英語名」この記事は約 2 分で読めます。
今回紹介する英語は「ススキ」です。
「ススキ」は特に箱根の仙石原や
奈良の若草山が有名で、
毎年山焼きを行い
草原が大切に残されています。
そんなススキは
日本、中国、朝鮮半島を
原産としていますが、
英語ではどのように表現するのでしょうか。
では、見ていきましょう。
「ススキ」の英語は3つ?
日本での「すすき」は
「秋の七草」の一つで
代表的な秋の植物です。
十五夜のお月見でも、
欠かせない存在ですよね。
花札などにも描かれており、
昔から愛されています。
そんな日本に密接な花ですが、
英語では以下の3つで言えます。
①Miscanthus sinensis
②Japanese pampas grass
③Japanese Silver grass
では、
この3つの英語にはどんな違いがあるのか
ネイティブはどれを使うのかを
見ていきましょう。
「ススキ」のネイティブが使う英語は?
①Miscanthus sinensis
【発音:ミスカンサス シネンシス】
この「Miscanthus sinensis」は
「ススキ」の学名です。
「Miscanthus」は
「ススキ属」という意味で、
「sinensis=chinese」は
「中国」のという意味です。
実は、東アジア圏に生息するススキは、
かつて欧米などには
存在していませんでした。
なので、学名の言葉を使っても
「ススキ」の存在を知る人はなく、
誰も分かる人はいません。
②Japanese pampas grass
【発音:dʒ`æpəníːz pˈæmpəz grˈæs】
【発音:ジャパニーズ パンパス グラス】
日本の「すすき」とは違いますが、
アルゼンチンパンパス平原でみられる
「pampas grass」という植物があります。
イネ科の多年草で、
高さ2~3mに及ぶ銀白色に輝く
大きな雌穂をつける植物で
「シロガネヨシ」とも呼ばれています。
このシロガネヨシの学名は
「Cortaderia selloana」です。
羽毛のようなフワフワの白い毛が生えて、
穂全体が白っぽく
「ススキ」のように見えることから、
一般的に「ススキ」を表す英単語として
使われるようになったのです。
日本以外にも生息するので、
「Japanese」をつけて、
「Japanese pampas grass」
と呼ばれています。
③Japanese silver grass
【発音:dʒ`æpəníːz pˈsílvər græs】
【発音:ジャパニーズ シルバー グラス】
この英語
「silver=銀、grass=イネ科に属する草」
という意味を持ち、
一般的に一番使われるます。
太陽の光にキラキラと
穂が輝く美しさが印象的なススキから、
「銀」の印象があるんですね。
日本では「黄金色にたなびくすすき」
と例えられることが多いですが、
「シロガネヨシ」とも呼ばれるように、
英語圏の方々も色で
表現しているようですね。
どうでしたか?
一般的に「ススキ」を表す場合は
「Japanese silver grass」
を使います。
古くから愛される植物なので、
少し覚えやすい感じだったと思います。
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