茜(アカネ)の花言葉、英語まとめ!花の色は茜色じゃなかった!?

カテゴリ「花言葉 10月 8月 9月
2016.04.12
2020.02.26

この記事は約 3 分で読めます。

夕焼けの赤い空を

「茜色」

として表現する事があります。

桜花
桜花
この色の由来は
まさにこの「茜」が
元になっているんですよ。

しかしここで驚きの事実が、

「実は茜の花は白色・黄緑色」

と言うのです。

 

では、今回はそんな茜の

花の色の秘密から花言葉などを

紹介していきたいと思います。

「茜」ってどんな花?何で「茜色」なの?

アカネ

◇和名:茜(アカネ)
◇別名:茜蔓(アカネズラ)
◇旬:8~10月
◇英語名:madder
◇学名:Rubia argyi

 
全国でも山野を中心に九州などに見られます。

 

そして写真の通り、実際に

白色の花を咲かせてますよね。

桜花
桜花
この色の秘密は、
実はアカネの
「根の部分が赤色」
なんですよ。

アカネの根っこ

この部分が染料としても使われる為、

そのイメージが浸透したんです。

 

茜の根っこに

「アリザリン」

という赤い染料で取れるので、

その色が茜色の由来となっていたんですね。

 

日本書紀などでも

「生命の源」と呼ばれるような色で

「何か新しいことに挑戦する時に良い色」

と言われています。

 

ちなみに、赤とんぼの正式名称は

「秋茜」

と言われるほど「茜と赤」は

密接なイメージなんですよ。

「茜」の和名、英語名の由来は?

漢字

和名の茜(あかね)は

「赤い根(あかいね)」

という言葉が変化して

「茜(あかね)」と呼ばれるようになりました。

 

また、英語の「Rubia argyi」は

元々はラテン語で

「Rubia=赤い根」

という意味を持っています。

「もっと英語名をしっかり知りたい!」

という方はこちらの記事も

読んでみて下さいね。

「茜」の花言葉は?

花言葉

◇花言葉①:私を思って・媚びる
◇花言葉②:誹謗・不信
◇花言葉③:傷

 
パッと見ても、花言葉には

染料としての鮮やかさとは

かけ離れた言葉が多いですよね?

桜花
桜花
では、何でこのような
花言葉が付いたのか
調べてみましょう。

◇花言葉①「私を思って・媚びる」

この言葉は2つの理由があります。

1つ目はその花の姿が

「控えめである」

2つ目はツル性の植物である為、

「誰かによりかかり生きる姿」

をイメージされました。

 

◇花言葉②「誹謗・不信」

冒頭でもお話した通り、

アカネには黄緑色の花です。

この黄色は西洋で

「裏切り」を意味するので

こういった言葉がつきました。

 

◇花言葉③「傷」

こちらは根の部分が

「漢方薬」として使えると言う

イメージにより付けられました。

 

その漢方薬の名前は

「茜草根(せんそうこん)」

効能として

止血(鼻血、吐血、血尿)

利尿、神経痛、リュウマチ

などにも様々な効果があるんです。

 

根の部分を良く乾燥させ、

数グラムを煎じて飲むそうです。

 

どうでしたか?

多くの人が知っている

「茜色」と言う言葉なのに、

花の色が違うのは驚いた方も多いでしょう。

 

同じアカネ科の花で

「染料として有名なクチナシ

こちらも気になる方は読んでみて下さいね。

この記事を書いた人

あき
あき
花が大好きで作った趣味サイトです。皆さんから「花が好きになった!ためになった!」などのコメントをもらえてとても楽しく運営しています。

こんな記事もあります!

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ