アカンサスの花言葉,英語名,由来は?建築様式にも?
カテゴリ「花言葉 夏 秋 6月 7月 8月 9月」この記事は約 2 分で読めます。
花と呼ばれる中には
花が見えない物もあります。
葉と種子だけで花はおまけ程度
という植物もあります。
アカンサスもそのような花の一種です。
しかし、
この花のデザインは
建築にも用いられるほどです。
今回はそんなアカンサスの
花言葉、由来、英語名
などをまとめました。
プロフィール(英語名)
◇名前:あかんさす
◇名前:アカンサス
◇和名:葉薊(はあざみ)
◇英語名:Bear’s breeches
◇英語名:Acanthus mollis
◇旬:6月~9月
アカンサスは夏に咲く花
として花を咲かせます。
あまり
日本では馴染みがあるとは言えませんが、
地中海沿岸を原産として暖かい場所を好みます。
日本には大正時代に渡ってきました。
高さは人の高さを
超える程大きくなります。
アカンサスの花言葉
◇全体①: 芸術、技巧、巧みさ
◇全体②:離れない結び目
アカンサスの花言葉には
芸術的な花言葉があります。
芸術や技巧は
のちほど紹介しますが、
建築に使われたことからきています。
アカンサスの名前由来
アカンサスの花の名前は
ギリシア語の
「akanthus(とげ)」
が語源となっています。
やはり
葉の尖った様子
からその名前が
イメージされました。
アカンサスのは神の怒りで生まれた?
アカンサスの神話など
アカンサスにはこのような話があります。
ある場所に美しい娘
アカンサスがいました。
彼女の美しさは神をも魅了します。
特に太陽神アポロンは
しつこいくらい
彼女にアプローチしました。
しかし、
その気がないアカンサスは
興味がなかったようで
激しく拒んでいました。
アポロンは強硬的に求婚しますが、
アカンサスはそれを拒否して、
更にアポロンを
自らの尖った爪で引っ掻きます。
それに怒ったアポロンは
彼女を花に変えてしまいます。
それがアカンサスの花となりました。
アカンサスは建築装飾にも抜擢?
ギリシアの建築様式に
「ゴシック式建築装飾」
があります。
これはアカンサスの葉をイメージした技術でした。
これには逸話があります。
コリントの街に可愛い少女がいました。
彼女は幼くして
亡くなってしまいます。
その事を深く悲しんだ乳母は、
彼女が葬られる時に
彼女のお気に入りの物を籠に入れ、
墓に備えようとしました。
さらに、
盗まれるといけないので、
四角の瓦を乗せました。
春になり、
瓦を押し上げて咲く
アカンサスを見て、
彫刻家がコリント形式の
ヒントを得ました。
東洋ではハスの花が
極楽の花として大事にされていますが、
ギリシアではアカンサスが
同じような役割を担っているように
神々しい扱いを受けています。
アカンサスをモチーフにした
コリント式は西洋のみならず、
イスラム圏でも形を少し変わっていますが、
影響を受けています。
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