桜の「英語名・和名」に隠された驚きの由来とは!?
カテゴリ「英語名」この記事は約 3 分で読めます。
日本で最も有名といっても過言ではない桜。
春の始まりを象徴する花でもあり、
お花見の代名詞でもありますよね。
そんな日本では馴染み深い花である桜ですが、
海外ではどのように呼ぶのでしょうか?
今回はそんな英語名に合わせて
意外と知られていない驚きの由来まで、
分かりやすく紹介していきたいと思います。
「桜」の英語名の由来とは?
まず、正式名称ではありませんが、
実は日本の桜は世界的にも
有名となっている花なので、
「sakura」
とそのまま読んでもたいて通じます。
とは言え正式名称では、
「cherry blossom」
と呼びます。
発音は下記の通りです。
[記号:tʃéri blάsəm]
[発音:チェリーブロッサム]
ここで、「cherry(チェリー)」
とついていると
「サクランボ」
と間違えてしまいそうですが
英語の正式名称はこの呼び方なんです。
では、何故そういった名前になったのか、
それぞれ部分分けして解説していきます。
①「cherry」
英語でチェリーはもちろん
「サクランボ」という意味です。
これは偶然ではなく、実は
「サクランボは桜から獲れる果実」
だからなんです。
これ意外と知らないことなので
驚きですよね。
なぜあまり知られていないのかと言うと、
日本で咲いている品種から
サクランボを収穫はできないのです。
サクランボを収穫できるのは
「セイヨウミザクラ」という品種で、
名前のとおり
欧米で育っている品種になります。
欧米では桜の木は、花見などより
「サクランボが収穫できる花」
という認識が強いので
こういった名前がついたのですね。
②「blossom」
これの英語の意味は
「果樹の花」「開花状態」
を指す言葉です。
つまり「サクランボの花」
と直接的な表現をしているのです。
「桜」の和名の由来とは?
和名の由来は2つの説があるので、それぞれ見ていきましょう。
①「コノハナサクヤヒメ」
日本では馴染み深い桜ですが、
桜という名前の語源も古く、
日本神話に登場する
「コノハナサクヤヒメ」が語源
という説があります。
「コノハナ」は漢字にすると「木花」
これは「桜の花」という意味でした。
つまり、「コノハナサクヤヒメ」とは
「桜の木に咲く姫」
となり、そこから「サクヤ」
という文字を抜き出し変化したのが
「サクラ」であるという説です。
この語源の説を正解だとすると、
昔は「木花」と呼ばれていた
と言うことにもなりますね。
②「咲く花」
こちらはもう少し
単純な語源となっています。
「咲く(さく)」という動詞と
「等(ら)」という言葉の
組み合わせです。
つまり、春に満開に咲き誇る景色を
「咲く花達」と大きくとらえたことで
「咲く+等」=「さくら」
と呼ばれるようになった説です。
ちなみに、桜は同じように見えて
実は様々な品種が存在してるんです。
やはり最も有名な桜は「ソメイヨシノ」
ソメイヨシノは雑種ですが、
今咲いているソメイヨシノは実は
「一つの木のクローン」
であるという事実があります。
ソメイヨシノが広まったのは
江戸時代からですが、一説では
「上野公園の桜がオリジナルではないか」
という説があります。
真偽は定かではありませんが、
一度は花見してみたい場所ですよね。
最後少し脱線しましたが、
以上桜の英語についてご紹介しました。
外国では桜のことを
「cherry blossom」と呼んでも
サクランボの木と勘違いされることも
多いです。
そういったときは、始めに
「Japanese」と付けると
日本の桜だと理解してもらえますよ。
また、花言葉なども気になる方は
こちらの記事も読んでみて下さいね。
この記事を書いた人
- 花が大好きで作った趣味サイトです。皆さんから「花が好きになった!ためになった!」などのコメントをもらえてとても楽しく運営しています。
こんな記事を書いています
- 花言葉ランキング2021.11.15花言葉一覧!「幸せ」な気持ちを贈る花まとめ!
- 英語名2021.11.12「ベロニカ」の英語は2つ!?ネイティブが使うのはどっち?
- 英語名2021.11.12「オーニソガラム」の英語は3つ!?ニュアンスの違いも解説!
- 英語名2021.11.12「イベリス」の英語は3つ!?ニュアンスの違いも解説!
こんな記事もあります!
SNSでシェアしよう!
タグ:バラ科