紫苑の花言葉,英語名,由来は?鬼の感動させた花!?

カテゴリ「花言葉 10月 9月
2015.12.12
2020.04.10

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薄紫色の綺麗な紫苑の花。

 

紫苑は根や根茎は生薬にも使われています。

 

日本では観賞用にのみ咲き誇っています。

 

さらに紫苑の別名、花言葉には

鬼が感動したことが由来しています。

 

そんな紫苑の由来や花言葉

についてまとめました。

プロフィール

紫苑

◇和名:紫苑
◇英語名:Tatarion aster
◇学名:Aster tataricus
◇別名:鬼の醜草(オニのシコグサ)
◇旬:9月~10月
◇色:薄紫、青

 
薄紫で知られている紫苑ですが、

違う色もあるのです。

 

漢字の「紫苑」は

薄紫色の色が由来しています。

紫苑の花言葉

紫苑の花言葉は全て同じ意味で、

記憶に関連する花言葉のみです。

 

◇全体①: 君を忘れない、追憶
◇全体②:遠方にある人を思う

 

紫苑の名前由来

放射状に伸びた花びらの姿から

「星の花」

と言われていました。

 

そのことからギリシャ語の

「Aster」(星)が語源とされ、

英語でTatarion aster

と言われています。

 

紫苑がギリシャ神話に登場!?

今昔物語集に紫苑の話があります。

 

それは母の死をいたむ兄弟の物語です。

 

2人の兄弟は墓参りを

欠かさない2人でした。

 

しかし仕事が忙しくなった兄は

「忘れ草(カンゾウ)」

を墓前に供えていました。

 

次第に兄は墓参りをしなくなったのです。

 

その一方、弟は墓前に雨が降ろうと

毎日紫苑の花を供え続けていたのです。

 

そんな弟を毎日見ている鬼がいました。

 

人を襲う鬼すら感動し、

弟に予知能力を与えたのです。

 

その力のゆえに、弟は将来の

危険を全て回避することができ、

幸せに暮らしていたとのことです。

 

母を想う弟の気持ちが

「追憶」

という花言葉に由来しています。

 

そしてこの物語から

別名「鬼の醜草(オニのシコグサ)」

という別名がつけられたと言われています。

この記事を書いた人

あき
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