夜に眠る花「ねむの木」の花言葉、英語名とは?

カテゴリ「花言葉 6月 7月 8月
2018.02.19
2020.03.15

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「この木何の木気になる木」という

日立のCMを聞いたことがある方は

世代を問わず多いと思います。

 

CMの途中に登場する大きな木が何であるか、

気になった方もいるのではないでしょうか。

あの木は「モンキーポッド」というのですが、

実は分類上ではネムノキの仲間なのです。

 

今回はそんなねむの木の

花言葉、英語名などをまとめました。

ねむの木ってどんな花?英語名も!


和名:合歓木
英語名:Silk tree
学名:Albizia julibrissin
分類:マメ科ネムノキ属
旬:6月~8月

不思議な習性をたくさん持った植物、

それがネムノキです。

 

ねむの木は中東からアジアにかけて生息する木です。

 

特徴的なのはその葉っぱで、

夜になるとまるで眠ったように

葉を閉じるという習性があります。

花もウニのような独特な形をしているため、

一度見たらどんな植物であるかは

二度と忘れないと思います。

 

日本では松尾芭蕉や与謝蕪村などの

歌にも詠まれており、

古くから文化人の目を楽しませてきた

植物であると言えるでしょう。
 

ねむの木の和名、英語名の由来は?

先述のように、ねむの木は夜になると

ゆっくり葉を閉じる習性があります。

 

この様子から「眠りの木」

と呼ばれるようになり、

そこから転じてねむの木となりました。

 

日本でも地方によって

「眠り(ねふり)の木」

「眠り子」、「眠た木」

など様々な呼び名があります。

 

また、

漢字の「合歓」は夫婦が

仲良く寄り添う様子をいった言葉で、

夜に葉を合わせるようにして閉じる習性が、

夫婦仲良く眠るように

見えることから当てられました。

 

英語名のSilk tree(絹の木)は、

ねむの木の花がたくさんの

細長いおしべを外に生やす様子を

絹糸に見立てて名づけられました。

 

糸のように白く細長い花を

たくさん咲かせる様子は、

まるで美しい絹糸を

見ているような気分にさせられますね。

ねむの木の花言葉は?

『歓喜』『胸のときめき』

これらの花言葉は

「いつも機嫌が悪い夫に

妻がネムノキの花を入れた酒を飲ませたら、

その途端に機嫌がよくなった」

という中国の伝説に由来します。

そうした伝説から、

中国では「夫婦円満の木」という

非常に縁起の良い植物とされています。

 

お友達で結婚予定の方がいらっしゃったら、

ねむの木を贈ってみてはいかがでしょう。

 

どうでしたか?

 

葉を閉じる植物は非常に珍しいですが、

ねむの木の他にも

こうした習性をもった植物は存在します。

 

皆さんが一度は見たことある代表的な花は、

触れることで葉っぱを閉じるオジギソウでしょう。

オジギソウに触ると閉じるのは何で?花言葉は?
 

この記事を書いた人

あき
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