蓮華草(レンゲソウ)の英語は2つ!海外での使われ方は?

カテゴリ「英語名
2020.04.29
レンゲソウ

この記事は約 4 分で読めます。

蓮華草(レンゲソウ)は原産地が中国で、

日本には江戸時代に渡来してきました。

咲花
咲花
英語名はこの
原産地がポイント
になってくるよ!

その可愛い見た目から

ガーデニングなどで人気が出て、

今では世界中で人気の花となっています。

 

今回はそんなレンゲソウの英語名を

解説していきたいと思います。

蓮華草(レンゲソウ)の英語は?

英語名

アジア圏で有名なレンゲソウですが、

英語名はちゃんと2つあります。

①「Astragalus sinicus L」
②「Chinese milk vetch」

 
少し難しい単語が多いですね。

 

ちなみに、

和名にも色々な漢字表記があります。

蓮華草(レンゲソウ)
蓮華(レンゲ)
翹揺草(ゲンゲソウ)
翹揺(ゲンゲ)
紫雲英(ゲンゲ)

 
「蓮華」という名前は

「釈迦の象徴である蓮の花のような

美しさで咲いていること」

から付けられました。

咲花
咲花
じゃあここから
・海外での使い方
・英語名の由来
を説明するね。

蓮華草(レンゲソウ)の2つの英語名の違いは?

①「Astragalus sinicus L 」

カール・フォン・リンネ
 
[発音:アストラガルス シニクス]

これは学名なので、名前そのものが

花の種類を表した言葉になっています。

 

「Astragalus」は日本語で

「レンゲ属」と訳せます。

 

語源はギリシャ語「strogalus」で

「距骨(くるぶし)」と言う意味です。

 

「sinicus」という言葉はラテン語で

「中国の」という意味。

 

原産地が中国なので、

中国を表す言葉が付いたんですね。

 

一番最後の「L」ですが、

このアルファベットはその植物の名称を

記載した人物の名前になっています。

 

その人物の名前は

「カール・フォン・リンネ」

植物に名称を付けるときに、

唯一1文字の命名者略記が

記されている特別な人物です。

咲花
咲花
まとめると
「カールフォンリンネが
発見した中国の
レンゲの仲間」
という意味だね。

ただし、

これは植物学における専門用語なので

日常会話で使うには不自然でしょう。

 

②「Chinese milk vetch」

蓮華草

[発音: tʃainíːz mílk vétʃ ]
[発音:チャイニーズ・ミルク・ヴェッチ]

「Chinese(中国の)」は

何度も出てきている通り、

「中国が原産地」だからです。

 

「milk(乳)」が使われているのは

「レンゲを食べた羊は良く乳を出す」

という話からです。

 

実はレンゲソウは栄養価が高く、

酪農業界では一定の評価を得ているんです。

 

「vetch」ですが、これは

「植物の総称を表した言葉」となります。

 

この2つの「milk vetch」で

「蓮華属」と言う意味になります。

咲花
咲花
こっちが
「中国の蓮華属」
という意味になるんだね。

以上で英語名の説明は終わりですが、

通常使うのは「Chinese milk vetch」

を覚えておけば問題ないでしょう。

 

また、レンゲソウの花言葉なども

知りたい方はこちらの記事も読んで下さいね。

この記事を書いた人

あき
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