シャガの花言葉、英語名は?その由来も紹介!

カテゴリ「花言葉 4月 5月
2018.01.05
2020.03.15

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春先から初夏にかけて街を散歩してみると、

様々な花を目にするかと思います。

 

そんな道端に咲く花、

シャガには少し変わった特徴があります。

 

では、今回は

シャガの花言葉、英語名、その由来

をまとめたので見ていきましょう!

シャガってどんな花?英語名も!

和名:射干、著莪、胡蝶花
英語名:Fringed iris
英語名:Crested iris
学名:Iris japonica
分類:アヤメ科アヤメ属
旬:4~5月

シャガは毎年春に咲く花です。

 

原産は中国ですが日本には古くから持ち込まれ、

現在は帰化植物として定着しています。

 

分類上はアヤメの仲間ですが、

アヤメが美しく大きな花を咲かせるのに対して、

シャガは小ぶりで色も薄い花を咲かせます。

 

現代では野草として各地に

自生していることが殆どです。

 

しかし、かつては園芸品種として

庭などに植えられていたこともあり、

古くから人の移動に合わせて

各地に運ばれていた植物だったようです。
 

シャガの名前、英語名の由来は?

シャガは漢字で「射干」と書きますが、

これはシャガと同じアヤメ属の植物である

ヒオウギの別名からつけられたとされています。

 

英語名のFringed iris

「房の付いたアヤメ」という意味があり、

アヤメと比べて少し丸みを帯びた

花の形から来ているとされています。

シャガの花言葉は?

『反抗』『友人が多い』

「反抗」は

シャガの葉が剣のように鋭いことや、

日陰で花を咲かせる様子が由来しています。

 

「友人が多い」は

種を作らずに同種の植物を増やしていく

という日本に自生するシャガの特徴から

つけられています。

 

反抗的なのになぜか

人を引き付ける強い魅力を持った人、

時々いませんか?

シャガの花はそんな不思議な

カリスマ性溢れる人に

ピッタリな贈り物かもしれません。
 

シャガの花言葉にまつわる特徴とは?

花言葉の項で述べたように、

日本に自生するシャガの最大の特徴は

「種を作らない」ことです。

 

これらのシャガの遺伝子は

「三倍体」と呼ばれる構造をしています。

 

この構造をもつ植物は種を作らず、

根茎によって無性生殖をおこなって

種を増やすという特徴があります。

 

ちなみに三倍体は特定の遺伝子が結びつけて

人為的に生みだすこともできるため、

農業では種なし果実を作る際に

用いられることもあります。

 

日本に自生する近縁種のヒメシャガや

原産地の中国に自生するシャガの仲間は

この構造を持たないため、

ちゃんと種を付けます。

 

特に中国のシャガには

園芸用に改良された品種もあるので、

育ててみたいという方は

まずそちらを購入してみましょう。
 

この記事を書いた人

あき
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