「紅葉(もみじ)」の花言葉,英語名は?植物学では存在しない花だった!?

カテゴリ「花言葉 10月 11月 12月 4月 5月
2016.07.30
2020.04.17

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紅葉は秋を代表する花です。

 

紅葉と言えば葉が有名で、

それだけでたくさんの人が集まり楽しめます。

 

特に京都などは有名で秋になると、

たくさんの人でにぎわいます。

 

しかし、

あまり知られてないのですが、

紅葉は小さな可愛らしい花と実がつくのです。

 

葉の部分だけに目がいきそうですが

花も味わい深いです。

 

そんな紅葉の花言葉や英語名

などをまとめました。

プロフィール(英語名)

紅葉

◇名前:紅葉(もみじ)
◇和名:楓(カエデ)
◇英語名:maple
◇開花時期:4月~5月
◇紅葉時期:10月~12月

 

紅葉は植物学的には存在しないのです。

 

紅葉は紅葉(こうよう)する植物の総称

として親しまれている名前です。

 

本来は楓(カエデ)が正しいです。

 

カエデの種類に特徴である

葉の切り込みの状態で区分けされています。

 

有名な所では深い切り込みが

特徴であるのが

「イロハモミジ」

浅いのが

「ハウチワカエデ」

と呼ばれたりもします。

 

紅葉の花言葉

◇全体①:節制、遠慮、自制
◇全体②:楽しい思い出

 

節制や遠慮は、

紅葉の花が地味である事から

この花言葉のイメージが出てきました。

 

それと相反するように、

楽しい思い出は紅葉狩りなどの

思い出から出てきました。
 

紅葉の名前由来

名前の由来は古く

万葉集の時代まで遡ります。

 

特徴的である葉が

カエルの手に似ている事から

「カエルデ」

と呼ばれたという説が有力です。

 

カエルの中に

「イロハカエル」

と言う名前のカエルがいますが、

これも万葉集のなどに使われている

「いろはにほへと」

と数えられる事が

カエルの名前の由来とも言われています。

 

英語名の「maple」は、

メープルシロップはカナダなどで

獲られるカエデの蜜から

とられたものとなります。

 

紅葉がギリシャ神話に登場!?

紅葉には少し恐ろしく悲しい物語があります。

 

この話は長野県に伝わる話として有名です。

 

937年頃、

会津に子供に恵まれない

伴笹丸と菊世という夫婦がいました。

 

その事で大変悩んでいた二人は

言い伝えに従い、

天魔と呼ばれる魔の者に願いを託します。

 

するとその願いが通じたのか、女児を授かります。

 

その子は呉葉(くれは)と

名付けられ大事に育てられました。

 

才色兼備のこの子は、

たくさんの人から求婚されました。

 

その中でも地主より嫁に迎えられると、

彼女は魔術を使い、

自分の分身を作りだし嫁に出しました。

 

何事もなく穏やかに

暮らしていたのですが、

突然姿を消し、呉葉親子は京に行きます。

 

そこで

源経基の腰元から局へと出世し、

経基の子を妊娠します。

 

しかし、

お台所の病気が

呉葉の呪いだという事が高僧に見抜かれ、

信州へと彼女を追放します。

 

京での暮らしを思い出す呉葉は

信州で山奥に拠点を持ち盗賊を率います。

 

その悪名は今日まで聞こえ、

平維茂が兵を率いて討伐に向かいます。

 

魔力に苦しむも

降魔の剣で止めを刺しました。
 

この記事を書いた人

あき
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