「マンサク」の英語は2つ!?ネイティブが使うのはどっち?
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今回紹介する英語は花の「マンサク」です。
「マンサク」の原産地は日本ですが、
外国では知られているのでしょうか。
今回はこの不思議な名前の
「マンサク」の英語について
紹介したいと思います。
「マンサク」の名前の由来は?
「マンサク」は1~3月の寒い時期に
黄色いリボンのような花をつけます。
枯れ木の多い時期に
鮮やかな色の花が咲くので
庭木として楽しまれています。
この花は
「まず咲く」というところから
「マンサク」という名がつきました。
また、たくさん花が付くところから
「豊年満作」という意味も込めて
この名がつけられたとも言われています。
「マンサク」の英語は2つ!?
「マンサク」を表す英単語は以下の2つです。
①「Hamamelis japonica」
②「Japanese witch hazel」
日本では「ハマメリス(エキス)」など
と言われることもある
「マンサク」ですが、
アメリカでは化粧品や化粧水などに
使用されています。
では、そんな「マンサク」の2つの単語には
どのような違いがあるのか、
見ていきましょう。
「マンサク」のネイティブが使う英語は?
①「Hamamelis japonica」
【発音:hæ`məmíːlis dʒəpάnikə】
【発音:ハマミーリス(ハマメリス)ジャポニカ】
これは「マンサク」の学名です。
ギリシャ語の
「hamos(似た)」
「melis(リンゴ)」
が語源になっています。
「japonica」とは日本のことを指します。
②「Japanese witch hazel」
【発音:dʒ`æpəníːz wítʃ héɪzl】
【発音:ジャパニーズ ウィッチ ヘーゼル】
ネイティブが使う「マンサク」は
こちらの英語でしょう。
「witch hazel」とは
アメリカマンサクのことで、
直訳すると「魔女のハシバミ」です。
「魔女のハシバミ」という名が
ついた理由としては、
・花が魔女の髪のようで
葉がハシバミに似ている
・アメリカの先住民がその枝を
占いの棒に使用していたから
という説があります。
ちなみに日本語の
「マンサク」の名前の由来は
冒頭でもご紹介したとおり
「まず咲く」という言葉でしたね。
この言葉が東北地方で訛り、
「マンサク」となったと言われています。
この東北地方でも
「マンサク」の花の咲き具合から
その年の農作物の出来具合を
占っていたとされています。
日本でもアメリカでも
「マンサク」は占いと
深く関わっていたのですね。
そして、そのことが由来してか
「マンサク」は「呪文」「魔力」
といった言葉が花言葉となっています。
以上、「マンサク」の英語について
ご紹介しました。
一般的に英語は
「Japanese witch hazel」
を用います。
しかし、
日本のマンサクとアメリカマンサクは
花などもよく似ているため、
witch hazelだけでも伝わるでしょう。
この機会にぜひ覚えてみてください。
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