花言葉「腹黒」の由来つき「逆引き辞典」!

カテゴリ「逆引き辞典
2018.12.03
2019.10.31

この記事は約 3 分で読めます。

花は美しいものですが、

その美しさとは裏腹に

ギョッとするような毒気のある花言葉を

持っていることがあります。

 

なぜか裏切られたような気持ちになりますが、

どんな花か気になりますよね。

 

今回はそんな「腹黒」の意味を持つ

「花言葉逆引き辞典」を

紹介していきたいと思います。
 

花言葉「腹黒」の由来つき「逆引き辞典」!


 
では、花言葉「腹黒」の意味を持つ

3つの花を紹介していきたいと思います。

 

①イヌホオズキ(犬酸漿)
 

 
◇花言葉「あなたは腹黒い」「嘘つき」

名前に“ホオズキ”とついていますが、

見た目は違います。

 

ホオズキといえば、

赤くて玉ねぎを逆さにしたような形の

果実が特徴的ですが、

イヌホオズキは小さな黒い実をつけます。

 

ただ、白い花を咲かせる

ところは共通しています。

 

ナスやホオズキに似ているけれど、

これといって何の役にも立たないこと、

これが花言葉がつけられました由来です。

 

一応イヌホオズキもナス科植物なので、

ちょっと可哀そうですね。

 

余談ですが、イヌホオズキの“イヌ”は

“役にたたない”という意味です。

→ホオズキの花情報まとめ!
 

②タンポポ(蒲公英)
 

 
◇花言葉「思わせぶり」「軽薄」

春を代表する花の1つであるタンポポ。

明るい黄色の花は、

春の温かさを感じさせますね。

 

白い綿毛に変化し、風に吹かれて飛んでいく姿も

何ともいえない趣があります。

 

ポジティブなイメージが

強いタンポポですが、それとは真逆の

ダークな感じの花言葉ですね。

 

タンポポの花言葉の由来は

ヨーロッパの綿毛を使った恋占いにて

「好き、嫌い、好き」とはっきりしない

思わせぶりな結果からつけられました。

 

“明るく可愛らしい花”という

イメージのタンポポだからこそ、

ネガティブな花言葉は残念ポイントですね。

→タンポポ(蒲公英)の花情報まとめ!
 

③二ホンスイセン(日本水仙)
 

 
◇花言葉「無礼」「不遜」

白い花びらに黄色の副花冠

(花びらの中央にある弁状の付属物)が

色鮮やかな花です。

 

冬から春にかけて咲き、

まだ寒さの厳しい時期に見つけると、

春が近づいてきていることへの希望や期待を

感じますよね。

 

自分を良く見せ、

相手を見下すようなニュアンスの

花言葉を持っており、

不安であれば贈り物には避けたい花です。

 

この花言葉はギリシャ神話に登場する

ナルキッソスが、自身の美少年ぶりに

恋焦がれて亡くなった跡地に

この花が咲いたことが由来です。

 

見た目の美しさは間違いありません。

→二ホンスイセンの花情報まとめ!
 

花言葉「怖い腹黒」の由来つき「逆引き辞典」!


 
さきほどよりさらに強めで

怖い腹黒の花言葉2つを紹介していきます。

 

では、見ていきましょう。

 

①オニユリ(鬼百合)
 

 
◇花言葉「侮蔑」「嫌悪」

オレンジの花びらに

暗色の斑点を持った

非常に個性的な大型のユリです。

 

ユリといえば、直線的な花姿で

凛とした雰囲気がありますが、

オニユリはその見た目から

毒々しく異国的なオーラを醸しているのが

この花言葉の由来です。

 

腹黒さがはっきりと窺えるような意味合いで、

ちょっと怖い感じすらありますね。

 

この花を贈られたら、

相当な衝撃を受けてしまいます。

 

正直、万人受けする花ではありません。

 

他にも、

  • 「富と誇り」
  • 「荘厳」
  • 「華麗」

などの花言葉もあります。

 

良い意味でも悪い意味でも

豪快さのある花ですね。

→オニユリ(鬼百合)の花情報まとめ!
 

②アジサイ(紫陽花)
 

 
◇花言葉「冷淡」「冷酷」「無情」

梅雨の時期に咲く花として

日本人には馴染み深いアジサイ。

 

白いベールを一枚かぶせたような、

独特の淡い色彩がとても上品です。

 

アジサイの花言葉の由来は

この花の色が咲き始めから徐々に

変化するところからつけられました。

 

もちろん、良い意味の花言葉

「元気な女性」、「一家団らん」

など持っているのですが、

悪い意味の花言葉も持っているので、

誰かに贈る時には注意したい花です。

 

美しさと冷たさ、両方を持った

小悪魔チックな花といえますね。

→アジサイ(紫陽花)の花情報まとめ!
 

どうでしたか?

綺麗な見た目に反してかなり辛辣な花言葉を

持っている花もあるので、

知らずにプレゼントなどに

用いると怖いですね。
 

この記事を書いた人

あき
あき
花が大好きで作った趣味サイトです。皆さんから「花が好きになった!ためになった!」などのコメントをもらえてとても楽しく運営しています。

こんな記事もあります!

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ