南天(ナンテン)の花言葉、英語名は?名前の由来も!

カテゴリ「花言葉 11月 12月 6月 7月
2018.02.17
2020.03.15

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毎年冬に赤い実をつける南天(ナンテン)

 

雪ウサギを作る時には

目の材料として欠かせない植物です。

 

今回はナンテンの花言葉に合わせて、

英語名やその名前の由来を紹介したいと思います。

南天(ナンテン)ってどんな花?英語名も!

和名:南天
英語名:Nandina, Heavenly bamboo
英語名:Sacred bamboo
学名:Nandina domestica
分類:メギ科ナンテン属
旬:花は6~7月、実は11~12月

ナンテンは中国原産の植物で、

日本に持ち込まれそのまま野生化しました。

 

ナンテンは夏になると

白く小さな花をたくさん咲かせます。

冬の赤い実をつける様子しか

知らない人からすれば、意外に思うかもしれません。

 

一方で、

原産の中国では漢方薬の原料として

実や葉が用いられています。

 

ナンテンには咳止めの成分が含まれており、

薬として使うことで効果を発揮します。

「南天のど飴」という飴も

実際に売られているそうです。

ただしナンテン自体は人間にとっては猛毒であり、

そのまま口にすると麻痺などの症状が現れます。

 

小さな子供などがうっかり食べて

事故を起こすケースもあるため、

間違っても口にはしないように。

南天(ナンテン)の名前の由来は?

和名「南天」は漢名

「南天燭(なんてんしょく)」

「南天竹」

を略したものとされています。

 

「燭」には「ともし火」という意味があり、

ナンテンの実が火のように赤いことに、

「竹」はナンテンの木の様子が

竹に似ていることに因みます。

 

ちなみに植物としての竹は

ナンテンとは別の科に属しており、

分類としての関係はありません。

 

日本では、ナンテンは

非常に縁起の良い植物とされています。

 

「なんてん」という語が

「難転(難を転ずる)」に通じ、

縁起物や魔除けにぴったりの名前である、

というのが理由です。

 

お正月には、ナンテンをフクジュソウの

花と一緒にした飾りは

「難を転じて福をなす」とされ、

非常に縁起の良いものとして人気があります。

 

どちらも年末から新年にかけて

旬を迎える植物であり、

新年を祝うのにふさわしい

組み合わせというのも納得です。

またヒイラギを家の表鬼門に、

ナンテンを家の裏鬼門に植えることで

邪鬼を払うとされていました。

 

おばあちゃんの家など古くからある家で

これらの植物が植えられていたら、

そこが家の鬼門なのかもしれません。

南天(ナンテン)の花言葉は?

花言葉『私の愛は増すばかり』『よい家庭』 

ナンテンには恋愛や家庭に

まつわる花言葉がつけられています。

 

『私の愛は増すばかり』という花言葉は、

ナンテンが夏に白い花を咲かせ、

そのあとになる実が真っ赤に

色づいていく様子に因んでいます。

 

突然恋に落ちて、

日に日に顔が赤くなっていく…

なんだか激しい愛を感じますね。
 

この記事を書いた人

あき
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