織田信長の家紋「ボケ」の花言葉,英語名は?
カテゴリ「花言葉 春 冬 1月 2月 3月 4月」この記事は約 2 分で読めます。
鮮やかな色合いと
小さなボタンのような花が特徴のボケ。
大きな庭園や和風庭園に咲いていて、
ボケの花は春の季節を彩る花です。
あの有名な織田信長の家紋に
使われた花としても有名ですね。
そんなボケの花言葉や英語名
などをまとめました。
ボケってどんな花?英語名も!
◆名前:ボケ
◆和名:木瓜(ぼけ)
◆別名:唐木瓜(からきもくこう)
◆英語名:Japanese quince
◆英語名:flowering quince
◆英語名:chanomeles speciose
◆所属:バラ科ボケ属
◆旬:1月~4月
庭木として親しまれているボケは
平安時代に日本に入ってきました。
原産は中国で春の花として有名です。
主に日本のボケはクサボケと呼ばれ、
中国のマボケやボケの3種類が
有名なボケの種類となります。
現在のボケの種類は150種ほどになります。
花の高さもあまり大きくなく、
枝にトゲを持つ物と持たない物があります。
現代のように日本で園芸種として
人気が出たのは大正時代、
ボケの応用性に人気が出て、
昭和に入り切り花として利用されました。
ボケは家紋で有名な花!?
ボケの花にまつわる家紋の話です。
木瓜紋は由緒正しい家紋で
「有馬王子」から始まり、
日下部・朝倉氏など
古代を彩った有名な人々も
この木瓜の家紋を愛用したそうです。
また、
朝倉氏が木瓜を家紋にしたのは
織田氏への対抗だとも真似た
とも言われています。
ボケの花言葉は?
◆全体:先駆者、早熟
◆全体:平凡、退屈
◆全体:情熱、魅惑的な恋
◆全体:妖精の輝き
たくさんの花言葉を持つボケの花。
「先駆者」は
織田信長が家紋として使用した事から、
先駆者としても有名な
織田信長をイメージされました。
「平凡」は
庭先に普通に咲いているボケの花を
日常的な花の意味合いとして
イメージされました。
ボケの名前由来は?
中国では「木瓜」と書き、
その呼び方がモッケ・モッカ
と呼ばれていた事から
その呼び方が変化してボケ
と呼ばれるようになりました。
漢字の由来は、
ボケの実が楕円形で
まるで瓜のような形から
「木瓜」
と書かれるようになりました。
冬に花が咲く品種もある事で
寒木瓜(かんぼけ)とも呼ばれます。
また、
英語名chanomelesはギリシア語の
chaino(開ける)
melon(リンゴ)
が語源となり、
実が開くような様がイメージされています。
有名なボケ「冠稲荷」にまつわる伝説は?
ボケの花にまつわる
日本の群馬県にある子宝伝説です。
樹齢400年を超えると言われる
「冠稲荷」のボケにまつわる話です。
子宝に恵まれず悩んでいた夫婦が
毎日この冠稲荷に子供を授かるように
お参りを続けておりました。
その様子を見ていた修行僧は
ボケの花の実を二人に授けました。
その実を食べて
いくらかの日数が経ったある日、
二人は見事子宝に
恵まれる事が出来ました。
その事に感謝した夫婦は
お礼にこの地にボケの花を植えて
感謝の意を示しました。
群馬県の冠稲荷は有名ですので、
子宝に恵まれていない夫婦が身近にいる方は
このボケの伝説を
教えてあげてはどうでしょう。
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タグ:バラ科