月見草の花言葉、英語名まとめ!その驚きの由来も紹介!

カテゴリ「花言葉 6月 7月 8月 9月
2018.02.13
2020.03.15

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毎年秋の風物詩、お月見。

実はお月見をすると

考えられている花がある…

なんてこと、皆さんはご存知でしょうか?

 

今回はそんな夜に花を咲かせて月を待つ

「月見草」の花言葉、英語名、名前由来

などをまとめました。

月見草ってどんな花?英語名も!

和名:待宵草(マツヨイグサ)
英語名:Evening primrose
学名:Oenothera tetraptera
分類:アカバナ科マツヨイグサ属
旬:6~9月

月見草は日本的な名前とは裏腹に

メキシコを原産とする植物で、

毎年夏の夕方に白や黄色の花を咲かせます。

 

この花はユウガオのように

翌朝になると萎んでしまう

という特徴があります。

 

生物学者のド・フリースという人物は、

この月見草の一種である

オオマツヨイグサを

用いて研究していました。

 

そしてメンデルの遺伝の法則を再度発見し、

生物学の基礎を確立したとされています。

月見草の名前由来は?

月見草という名前は

花が月の出る時間に咲く

と考えられていたことに由来します。

 

夕方から夜にかけて花が咲き、

朝日が昇る時間にはしぼむ

という特徴を「月を見るため」

と解釈した非常に面白い名前ですね。

 

ちなみに現代の月見草は

品種改良が重ねられ、

昼間でも花を咲かせる品種が増えつつあります。

 

時間を問わずに花を

見ることができるのは良いと思いますが、

果たしてそれは「月見」草なのでしょうか?

月見草が太宰治の小説に登場!?

太宰治の小説「富嶽百景」の中に

「富士には、月見草が良く似合う」

という有名な一説が登場します。

解釈には諸説ありますが、

日本一高いと言われる富士山と

月見草という小さな植物との対比です。

 

月見草が富士山の雄姿に臆せず

健気に咲き誇っている

という様を表すことで、

月見草のように自分らしく生きていこう

という意識の表れが

この一説にあるのではないか

と言われています。

 

月見草は明治時代以降に

日本に持ち込まれ、

その後帰化した植物ですが、

太宰が活躍する時代には既に

一般的な植物として認知されていたのでしょう。

月見草の花言葉は?その由来は?

花言葉:『無言の愛情』『移り気』

月見草の花言葉は

いずれも花の特徴に由来しています。

 

「無言の愛情」は

月見草が人気の少ない夕方に咲くこと。

 

「移り気」は

花の色が咲き始めてからしぼむまでに

変わっていくことから取られています。

 

なかなか思いを伝えられずに困っている人、

自分の思いを花言葉に託して

月見草をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

 

ただし花を送って自分の思いを伝えた後に、

他の人へと気が移ってしまうのだけは

避けてくださいね?
 

この記事を書いた人

あき
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