露草(ツユクサ)の花言葉、英語名は?名前の秘密も!

カテゴリ「花言葉 6月 7月 8月 9月
2018.02.25
2020.03.15

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ふと道端に青い花が咲いているのを目にして、

つい足を止めてしまったことはありませんか?

 

美しい青い花、

それはツユクサの花かもしれません。

 

その花の青色は衣服の染料として用いられており、

江戸時代になると水に溶ける性質から

下絵をつける塗料としても使われてました。

 

今回はそんな露草(ツユクサ)の花言葉、

英語名について紹介します。

露草(ツユクサ)ってどんな花?英語名も!


 
和名:露草
英語名:Commelina communis
学名:Dayflower
学名:Asiatic dayflower
分類:ツユクサ科ツユクサ属
旬:6~9月

日本各地に分布する野草の一種で、

毎年梅雨から晩夏の時期にかけて

青色の花を咲かせます。

 

アサガオなどと同じ一日花で、

明け方に花が咲いて

夕方にはしぼんでしまう

という特徴を持っています。

 

海外ではガーデニング向けに

改良された品種も流通していますが、

日本のツユクサは庭などに花として

植えられるということは稀なようです。

 

また、

ツユクサは食べられる

野草としても重宝されており、

花が咲く前の葉や茎は

天ぷらやおひたしにして食べることができます。

 

食べ物以外にも下痢止めや解毒効果を持つ

生薬としても用いられており、

日本の衣食に深く根差した植物です。

露草(ツユクサ)の名前由来は?

露草の「ツユ」は朝露のことを指します。

これはかつて露草の花は

露によって花を咲かせる

と考えられていたことに由来します。

 

露草が花を咲かせる夏の朝は

露が発生しやすいため、

当時の人々はこの2つが何か

関係しているのではないか

と考えていたのかもしれません。

露草(ツユクサ)の花言葉は?その由来とは?

古くから日本で見られてきた植物だけあって、

露草には様々な花言葉が付けられています。

花言葉:『尊敬』『なつかしい関係』

花言葉:『恋の心変わり』 

「尊敬」は

美しい青色をした花が持つ

奥ゆかしさを形容した言葉です。

 

「なつかしい関係」は

古くから日本人に親しまれてきたことに

因むとされています。

 

「恋の心変わり」は

ツユクサの花がすぐ枯れてしまうことが

実らぬ恋の儚さを思わせることから

つけられました。

 

万葉集にもツユクサを

儚い恋の象徴とした歌が

いくつか詠まれており、

古くから日本人にとって

なじみ深い植物であったことを

うかがい知ることができます。
 

この記事を書いた人

あき
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