サツキの花言葉、英語名は?その名前の由来とは?
カテゴリ「花言葉 春 夏 5月 6月」この記事は約 2 分で読めます。
初夏に鮮やかなピンクの
絨毯のように花を咲かすサツキ。
その花はいかにも春と夏の間に
心地よい色合いで気分を高揚させてくれます。
そんな「サツキ」
どこかで聞いたことありますよね?
それは名前の由来を見れば分かります。
今回はそんな
サツキの花言葉や英語名、その由来
などまとめましたのでさっそく見ていきましょう。
サツキってどんな花?英語名も!
◆和名:皐月(さつき)
◆別名:皐月躑躅(さつきつつじ)
◆別名:杜鵑花(さつき)
◆英語名:Satsuki azalea
◆英語名:Rhododendron
◆所属:ツツジ科サツキ属
◆旬:5月~6月
五月という言葉があるように
初夏の5月から6月にかけて旬を迎えます。
原産は日本で、
日本のあちらこちらで
見かける程身近な花と言えます。
元々がツツジの品種改良で
江戸時代には盆栽などで親しまれています。
古くから知られている花で、
サツキの原型とみられる
岩ツツジの事を万葉集で読まれています。
①水伝ふ礒の浦廻の
岩つつじ茂く咲く道をまたも見むかも
②風早の美穂の浦廻の
白つつじ見れども寂しなき人思へば
など幾つかの唄が万葉集に収録されています。
このようにツツジとサツキには似た所が多く、
久留米躑躅がサツキの原型として
見られています。
サツキの名前、英語名の由来は?
サツキの名前は5月の別名である
「五月(さつき)」
と呼ぶことが語源となっています。
5月から咲き始める事で
この名前をつけられたので、
まさに5月を代表する花ですね。
英語名Rhododendronは
ギリシア語
Rhodon(赤バラ)+Dendoron(木)
からイメージされています。
この花は
赤バラの木、または赤い花の木
という意味で使われていました。
サツキの花言葉は?
◆全体:節約、節制
◆全体:貞淑
サツキの花言葉には
抑制するような言葉が多いのは、
サツキの花が咲く場所も関係しています。
山奥などの厳しい環境で
咲いている事が節制しているように
イメージされたと考えられます。
サツキに由来する「砂盛り」って何?
兵庫県に伝わる民話です。
山田という場所にある長昌寺は
サツキの名所として知られていました。
九鬼の殿様はそのサツキを一目見たい
とこの長昌寺に立ち寄ることになりました。
そこで、
殿様を迎える為に参道に白い砂を一面に敷き詰め、
そして本堂に更に余った土で盛り上げ
サツキを飾るという手の施しようでした。
その様子に殿様はいたく感激したと伝えられます。
その後大事な人を迎える際の
“砂盛り”が習慣となりました。
このようにサツキは昔から親しまれ、
大事な人を迎える花です。
来客には花瓶に飾って
家に置くと良いかもしれませんね。
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One Response to “サツキの花言葉、英語名は?その名前の由来とは?”
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タグ:ツツジ科
小説を書くため花言葉が必要だったのですが、とても参考になりました。ありがとうございました。