ヘクソカズラの花言葉,英語名は?「屁糞葛も花盛り」の意味は?

カテゴリ「花言葉 7月 8月 9月
2017.04.22
2020.03.15

この記事は約 2 分で読めます。

緑が良く似合うヘクソカズラ。

 

白い花の中央の赤色が特徴的です。

 

あまり聞いたことない方が

多いヘクソカズラですが、

実は日本に古くから馴染み深い花です。

 

かの万葉集やことわざ、薬と

様々なところで登場します。

 

そんなヘクソカズラの

花言葉、英語名などをまとめました。
 

プロフィール(英語名)


 
名前:ヘクソカズラ
和名:屁糞葛(へくそかずら)
別名:灸花(やいとばな)
別名:早乙女花(さとめばな)
英語名:paederia scandens
英語名:skunkvine,stinkvince
英語名:Chinese fever vine
種類:アカネ科ヘクソカズラ属
旬:7月~9月

匂いに特徴があり、

決して良い匂いとは言えない花です。

 

日本では万葉の時代から

人々に身近な花として存在しています。

 

夏に可愛い花を咲かしてくれますが、

種別に分けると雑草の部類になります。

 

ツル科の植物で至る所で咲いています。

 

ヘクソカズラは古くから

しもやけ、あかぎれに効果のある薬

として使われていました。

 

他にもヘクソカズラの実を乾燥させ

(匂いがきついため)

生薬としても利用されていました。

 

効果は大きくないですが、

一定の効能はあります。
 

ヘクソカズラの花言葉

全体:人嫌い
全体:誤解を解きたい
全体:意外性のある
 

「人嫌い」の花言葉は

この花の特徴である異臭を放つ様子から

この花言葉がイメージされました。

 

「誤解を解きたい」「意外性のある」は

ヘクソカズラが異臭を放つ事に対して

可愛らしい花を咲かすことに由来しています。
 

ヘクソカズラの名前由来

和名の屁糞葛

そのまま茎や葉などに

異臭を放つことから名前がつきました。

 

また、

灸花は花の中心が赤くなっている事から

お灸の様であるとしてイメージされた名前です。
 

 
早乙女花は花が浮かんでいる様子が

田植えをする女性(早乙女)

に似ている事からイメージされた花の名前です。

 

英語名paederiaはラテン語で

異臭を意味するpaidorに由来します。

 

他にも独特な臭いから

skunkvine(スカンクのつる草)

stinkvince(悪臭を放つつる草)

とも呼ばれています。
 

ことわざ「屁糞葛も花盛り」ってどんな意味?

ことわざとしても

ヘクソカズラは使われており、

「屁糞葛も花盛り」

ということわざもあります。

 

これは異臭を放つ屁糞葛にも

可愛い花を咲かす時期がある事から

器量に恵まれない女性でも時期がくる

と魅力ある女性となる事の例えです。
 

ヘクソカズラが万葉集に登場!?

ヘクソカズラは古来より身近にありました。

 

その事は日本の古文書である

万葉集などに見られます。

 

万葉集の中の歌でヘクソカズラを詠んだ句が

「さうけふに はいおぼとれる 

くそかずら みやづかせむ」

 

この句は奈良時代に高宮王が詠んだ句です。

 

ヘクソカズラのツルのような花は

絶える事無く伸びていく、

これはいつまでも仕える

宮仕えの役人のようだ

という意味です。

 

このように日本ではなじみ深い花でした、

嫌な匂いがするのになぜ身近になったんでしょうね。

この記事を書いた人

あき
あき
花が大好きで作った趣味サイトです。皆さんから「花が好きになった!ためになった!」などのコメントをもらえてとても楽しく運営しています。

こんな記事もあります!

SNSでシェアしよう!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ