楓(かえで)の花言葉,英語名は?紅葉との違いは?

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2016.05.22
2021.11.06

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楓(かえで)は「葉」が有名ですが、

一方「花」はあまり知られていません。

 

花は春に咲くのですが、

春は様々な花が咲く季節であり、

ほとんどが鮮やかな色をしています。

 

ですが、楓の花は小さく

花びらの色や形も地味であるため、

あまり注目されることがないようです。

 

どんな花が咲くのか気になった方は、

春先に楓の木を見つけたら、

探してみてはいかがでしょうか。

 

今回はそんな楓の花言葉、英語名等を

紹介したいと思います。

楓(かえで)ってどんな植物?英語名も!

楓

◇和名:楓
◇学名:Acer
◇英語名:Maple
◇旬:4月~5月
◇原産国:東アジア・ヨーロッパ
◇原産国:北アフリカ・北アメリカ
◇花の色:緑、黄、赤、紫
◇葉の色:赤

楓はムクロジ科楓属の植物です。

 

楓は世界各地に自生する

ほど有名な落葉樹です。

 

日本ではその中で紅葉するものが

「紅葉(もみじ)」

として知られています。

 

紅葉狩りは秋の深まりを

感じることができるイベントとして、

古くから高い人気があります。

 

また、

海外ではカナダの国旗に

サトウカエデの葉が描かれており、

同国の国の木にも指定されています。

 

サトウカエデの樹液から作ったシロップは

メープルシロップと呼ばれ、

カナダ産のものは全世界で甘味として使われています。

 

実は日本でもサトウカエデを

育てている地域はあるのですが、

メープルシロップを作るには産出量が少なく、

それほど有名ではないようです。

 

楓(かえで)の花言葉は?

◇全体: 大切な思い出
◇全体:美しい変化、遠慮
 
楓3

楓(かえで)の名前由来は?

楓の葉はその形から、

子供の遊びなどでよく「手」に例えられます。

 

小さなお子さんがいる家庭では、

秋の公園で拾ってくることも

多いのではないでしょうか。

 

そして、

「楓(かえで)」という名前も、

その形がある動物の手に

見えることからきている、

とされています。

 

その動物は夏場お馴染みの両生類であるカエル。

 

水かきのついたカエルの手と

楓の葉の様子がよく似ていたことから、

「蛙手」と呼ばれるようになり、

それが変化して

「楓(かえで)」

と呼ばれるようになりました。

 

カエルの手をまじまじと見る機会は

ないかもしれませんが、

何かの縁でカエルを観察する機会があったら、

楓(かえで)の葉と比べてみてください。

 

楓(かえで)と桜はどっちが有名?

楓(かえで)の別名でもある紅葉は、

日本人の感性に影響を与えてきた植物です。

 

元々赤や黄色などの鮮やかな色は

人の注意や関心を引く効果や

気持ちを高ぶらせる効果があり、

世界各地で縁起良い色とされてきました。

 

そのため、

モミジが秋に山や庭園を

美しい紅色で染める様子は

平安時代の有名な歌人達の心を揺さぶり、

これまでに数々の和歌に詠まれてきました。

 

時代が変わっても

その美しさは人を引きつけ、

秋には紅葉を目当てに

非常に多くの人が訪れています。

 

よく桜が日本を代表する

植物として出されますが、

このようなイメージは

明治時代になってから広まったものであり、

実際の歴史は比較的浅いのです。

 

実は日本では常に

桜よりも有名なものだった

ということには驚きです。

 

古くからたくさんの人々に親しまれ、

娯楽が多様化した現在でも

心を引きつける紅葉は、

日本人にとっての「真の代表」

となる植物なのかもしれません。

この記事を書いた人

あき
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