「すみれ(菫)」全5色別での花言葉・由来まとめ!英語や漢字も!

カテゴリ「花言葉 3月
2015.10.31
2020.02.22

この記事は約 5 分で読めます。

春の花のと言えば、

「すみれ」を思い浮かべる方も多いでしょう。

 

誰しもが歩くときコンクリートの隙間に

あるのを見たのではないでしょうか?

 

さらに、

「スミレの色は?」「紫!」

と答える方がほとんどでしょう。

桜花
桜花
すみれは実は
花の色が多いので、
色別に花言葉が
あるくらいなんですよ。

と言うことで、今回はそんな

「すみれ」の色別での花言葉

などの様々なスミレ情報を紹介します!

「すみれ」ってどんな花?英語名や漢字は?

スミレ

◇名前:スミレ
◇漢字:菫
◇旬:3月
◇英語名:violet
◇学名:viola Mandshurica

 
英語名の詳細はこちら

「すみれ」は日本全国、沖縄から北海道まで

分布している認知度の高い花です。

 

ちなみに、ギリシャでは国を代表する

花(国花)として扱われているんですよ。

 

実は種類も沢山あり、その数は

「何と400種類以上」もあります。

 

また、「すみれ」の5枚の花びらは

大きさが違います。

 

形は対称ですが、下側の一つが大きいので

次見かけたら花びらも見てみて下さいね。

桜花
桜花
ちなみに、
スミレは山菜として
食べることも
できるんですよ。

その食べ方として、「葉っぱ」は

揚げると「天ぷら」

茹でると「おひたし」

「花びら」は「酢の物」「吸い物の椀ダネ」

と、色々な食べ方があるんですよ。

「すみれ」の名前由来は?

漢字

『すみれ』って女の子の名前にも

よく使われるほど可愛い名前ですよね。

 

そんな名前の由来は少し意外なものなんです。

 

その由来は、花の形が

「大工さんが使う墨入れに似ている」

からだという説があります。
 

 
ん~。。。似ているんでしょうか。

 

まあその名前が少し変わり、

「墨入れ→すみれ」

となったわけです。

桜花
桜花
ちなみに、墨入れは
奈良時代に大陸から
入って来た物で、
当時は数も少なく
「高価な品」
だったんですよ。

「すみれ」の花言葉・由来は?

花言葉

スミレの花言葉は

「謙虚・誠実・小さな幸せ」

となっています。

 

道端や小さな小道、草陰で自分を主張せず、

控えめで奥ゆかしいすみれの花は、

昔の日本女性の姿の様で素敵ですよね。

 

これらの花言葉の由来はそういった

「花が小さく、控えめに咲いている姿」

からきています。

 

しかし、冒頭でも書いた様にスミレには

色別にたくさんの花言葉があるので、

そんな一覧を見てみましょう。

全般:謙虚・誠実・小さな幸せ
紫:貞節(ていせつ)・愛
青:用心深さ・愛情
黄:田園の幸福・つつましい喜び
白:あどけない恋・無邪気な恋・純潔
ピンク:希望・愛

 
見た目通り、どの色の「すみれ」も

優しくて親しみやすい気がしませんか?

桜花
桜花
また、恋愛関係の
花言葉も多いので、
メッセージカードに
添えたり、
プレゼントに使われたり
する花としても
人気なんですよ。

同じく、スミレ科で

「3色スミレ」とまで言われる

「パンジーの花言葉も気になる!」

「スミレの花言葉の違いは?」

と言った人はこちらの記事も

読んでみて下さいね。

「すみれ」が持つ恋愛系の花言葉の由来は?

「すみれ」は実は神話と関係があり、

「恋愛系の花言葉の由来となった」

と言われる少し悲しいお話です。

 

昔、とても美しいイアという娘がいました。

 

太陽の神アポロンもイアの美しさに

ひと目惚れしてしまいました。

 

でも、イアには婚約者がいたので

アポロンの愛を受け入れる事はできません。

 

イアはアポロンの激しい愛と、

イアの婚約者の間で苦しみます。

 

その苦しみに耐えれず、貞操の神アルテミスに

「自分を人間以外の姿に変えて下さい」

と頼みました。

 

その願いを叶え、

変えられた姿が「すみれ」だったのです。

 

代表的な紫色の「貞節」は、

「妻が夫以外に身も心も捧げる」

と言った意味ですし

よく合っていますよね。

桜花
桜花
とは言え
もう1説では、
「怒ったアポロンが
イアをスミレに
変えてしまった。」
・・とも
言われてるんですが。

「すみれ」は万葉集でも恋愛に使われてた!?

さらに恋愛のことでは、

万葉集にまで出てきます。

 

『山部赤人』さんの詠んだ

「春の野にすみれ摘みにと来し吾ぞ

野をなつかしみ一夜寝にける」

とあります。

 

これは赤人さんが

恋を詠んだとても有名な歌です。

 

では、意味を見てみましょう。

春の野でスミレを摘んでいたら、

その野に心をとられ離れられずに

一夜を過ごしてしまった。

といった、「すみれ」と女性を

重ねあっている素敵な歌です。

桜花
桜花
こちらも
他の1説では、
「ただ、春になって
うかうかしていたら
気持ち良くて
寝てしまった。」
と言うだけと言う
説もあります。

どうでしたか?

スミレは「謙虚」のような

意味ばかりでなく、

恋愛系にまつわる花言葉・お話が

多いのも意外だったのではないでしょうか?

この記事を書いた人

あき
あき
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