紅花(ベニバナ)の花言葉,英語名は?商人の悲劇の花!?

カテゴリ「花言葉 6月 7月 8月
2017.03.29
2020.03.15

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黄色いぼんぼんの様な

可愛い花が特徴のベニバナ。

 

夏に咲く花で菊のような花を咲かせます。

 

紅花は世界・日本共に古くより

親しまれている花です。

 

有名な所では化粧品として使用されています。

 

さらに種子から油をとり、

サフラワー(べにばなサラダ油)として

ヘルシーな油としても使われています。

 

そんな生活になじみ深い花である

ベニバナの花言葉、英語名

などをまとめました。
 

プロフィール(英語名)


 
和名:紅花(べにばな)
英語名:carthamus tinctorius
英語名:safflower
別名:末摘花(すえつなはな)
別名:呉藍(くれのあい)
所属:キク科ベニバナ科
旬:6月~8月

ベニバナはエジプトや地中海を原産として

日本へは4・5世紀に入ってきたとされます。

 

古くから日本でも親しまれていたようで

末摘花などの和名が残っています。

 

夏の咲き始めは黄色で、

後に赤い花に変わっていきます。
 

ベニバナの花言葉

全体:化粧、装い
全体:熱狂、夢中、情熱
全体:情熱的な恋、愛する力、特別な人
全体:包容力、寛大
全体:几帳面

「化粧」「装い」には

ベニバナが口紅などの化粧品の原料として

使われていた事からイメージされました。

 

「熱狂」「夢中」「情熱」などは

花の佇まいからイメージされました。
 

ベニバナの名前由来

「ベニバナ」は花の色が二種類あり、

咲初めは黄色でも

後に鮮やかな赤い花になる為に

この花の名前が付きました。

 

和名「紅花」は化粧品などが

この花を原料としていた事から

この名前が付きました。

 

別名「末摘花」は花の咲く様子が

茎の下の方から咲く様子を

イメージした事から名づけられました。
 

ベニバナに伝わる有名な話は?

ベニバナにまつわる有名な話があります。

 

昔ある関西の商人が

ベニバナを求め日向の国へと向かい、

たくさんのベニバナを買い付けました。

 

そして船を停め、ある宿に宿泊しました。

 

その宿の主人は「鶏の間」に商人を通すと、

「ここの間のふすまに描かれた鶏は

朝になると絵から飛び出し、鳴く」

と言うのです。

 

その話を疑った商人は、

「もし本当ならベニバナと船を渡す」

と言います。

 

そんな翌朝、商人の枕元には

鶏が立っており鳴いたのです。

 

商人は青くなり、

泣く泣く宿主にベニバナと船を渡します。

 

関西に戻った商人は妻に

事のいきさつを話すと、

妻は船とベニバナを取り戻す為に、

日向へと向かいその宿に宿泊します。

 

宿主は同じように鶏が鳴く事を伝えると、

その妻は

「もしそうであればベニバナと船を渡す。

そして鳴かなければ、宿をもらう」

と約束させます。

 

妻は一晩中

鶏を鳴かさない方法を考えていると、

名案が浮かびます。

 

それはふすまの鶏の

のど元に針を刺す事でした。

 

この方法は見事成功して、

鶏は鳴く事はありませんでした。

 

宿主が途方にくれていると

妻は宿は持って帰れないので、

主人がとられたベニバナと

船を返してもらいました。

 

女性は強しと象徴させるような

花の言い伝えですね、

化粧品に使われることからも

女性との関係が強い花です。

この記事を書いた人

あき
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