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夏から秋にかけて
赤い小さな花を咲かすワレモコウ。
昔から愛される花で、
その切なげな花の様子から
若山牧水にも歌を詠んでいます。
近年では、すぎもとまさとさんが
「吾亦紅(ワレモコウ)」
というタイトルで曲を作り、
大ヒットしたのは記憶に新しいです。
そんなワレモコウの花言葉や英語名、
花の名前の由来などをまとめました。
吾亦紅(ワレモコウ)ってどんな花?英語名も!
和名:吾亦紅、我木香(われもこう)
別名:地癒(ちゆ)
英語名:Great burnet
英語名:Sanguisorba officinalis
所属:バラ科ワレモコウ属
旬:7月~10月
日本・中国・朝鮮半島のアジア地域を
原産として夏から秋を中心に
山野に咲き乱れています。
主に自生する程強い植物ですが、
冬場は表の花などは枯れてしまいます。
しかし、
地面の根や茎は生きているので
翌年には見事な花を咲かせます。
吾亦紅(ワレモコウ)の名前の由来は?
ワレモコウという名前の由来には
3つの説が伝えられています。
①後述する伝承「吾も亦赤なり」
という逸話が名前の由来となった説
②茎や葉の香りの印象が強い事から
和名「吾木香」といった
名前がイメージされた説
③哲学的な意味合いとして
「われもこうありたい」という言葉から
ワレモコウという名前が付けられた説
などがあります。
先ほどの①の伝承「吾も亦赤なり」
も解説したいと思います。
昔、赤い花を集めるように
言われた人がいました。
赤い花として代表的な花を
集めてきたのですが、
赤い花として認識しないでワレモコウは
敢えて持ってきませんでした。
すると、ワレモコウが突然
「吾も亦(また)紅なり」
と言い、自分も赤い花の代表である
と自己主張した。
という少し面白い伝承です。
ワレモコウの花言葉は?
花言葉①:変化、移りゆく日々、移ろい
花言葉②:愛慕、あこがれ、もの思い
花言葉③:明日への期待
ワレモコウの花の咲く様子、つまり
上から下へと花が順番で咲いていく様子を
「変化」「移ろい」「移りゆく日々」
といった変化を表す花言葉で表現しました。
「もの思い」は秋に咲いている
ワレモコウの姿をイメージしていて、
細長い茎が少し寂しげな風に
茎や葉が揺れる姿から付けられました。

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